最近の傾向としてtwitterなどを見ていると、フリーランス業界とかネットビジネス業界とか、いかに稼ぐかという指標にフォーカスを置いていることが、僕はミレニアム世代なのですが、違和感・疑問を感じてます。
そもそもお金が本当に好きな人ってお金稼ぐことに関して半端なく強いんですよね。
人生戦略として、勝つことができない土俵にはあがらないことにしています。
勝負をしてみないとわからないというのはありますが、勝負をする前からこれは負けそうとある程度の予想ができていたなら、やらない方が本当に勝ったか負けたかはわからないので、凹むこともなくて賢いです。
僕には3つ年上の兄がいるんですが、小さい頃から同じようなことをしてきて年齢差ももちろんありますが、特によくやっていた野球やサッカーといったスポーツやゲームも全然勝てませんでした。この経験で、どうがんばっても絶対勝てないものというのがあるんだなということを学びました。
そんな中でも、テニスだと兄に勝つことができました。
勝てない勝負に挑んでも、いつまでたっても勝てないですし、はっきり言うと効率が悪いんです。
時間は有限なのにもかかわらず、そこに時間を注力する事はもったいない。
そんなこんなで、最低限必要なお金は稼ぎますが、巷でも言われてるように今はお金がなくてもやる気と行動力さやれば何でもできる時代です。
絶対にお金が必要じゃないといけない場合以外だとお金を本気で稼ぐ必要はなくて、それよりも他のことに力を注ぎたいうのが今の僕のお金に対する考え方です。僕の場合でいうと、テニスはその一つですね。
後は地方移住してた時期に自分が生きていくために必要なお金を最低まで下げて、どれぐらいの金額で生きていけるのかというのが分かったのは大きかったです。
完全に空き家だった状態から住んだ経験もありますし、一緒に住んでたシェアメイトの1人から強制的に家を追い出されて家がなかった時期もあります。あの時は真夏だったので本当に暑くて死にそうでした。
これくらいでも生きていけるんだという経験があるからこそ、お金以上に自分にとって価値のあるものがわかり、それが今の考えの土台にもなっています。
勘違いして欲しくないのはお金が嫌いというわけではないです。
お金の価値が下がってきているとはいえ、それでもまだ今は便利で、時短ができたり、コミニケーションがうまくいったりと恩恵を受ける場面はたくさんあります。
ただ、どんなことにでもメリットデメリットはあって、お金があることによるデメリット・悩みも必ずあります。
貧困でもお金持ちでもどんなステージの人もデメリット・悩みがあることを踏まえた上でどう捉えるのか、ということが重要だと僕は結論づけています。
フリーランスの世界だとある程度、実力が上がってくればお客さんを増やしてサービスを提供するといった方向に偏っていきます。
ただ僕は自分に備わってる資質で言うと、少人数に提供するほうが合ってるんです。
お金をもらってる人が偉いと言うことは間違いで、どんな人生を送れているのか、サービスのクオリティーはどの程度満足してもらえるのか、どれぐらい自分が充実してるか、そこで勝負をしています。
お金は大事ですが、そこで勝負すると負けてしまうことがわかっているので、他の勝負ができる場所、自分の才能がある場所で勝負をしましょう、という話でした。
色んな環境が整っている今だからこそできる技で、少し前まではもっとお金が重要になっていたと思うので、非常に恵まれた時代に生まれたなといつも思います。
自分の軸や価値観に合った指標を見つけて、そこで勝負する人がたくさん増えてほしいなと思う今日この頃です。
自分の軸や価値観に合った指標を見つけて、そこで勝負する人がたくさん増えてほしいなと思う今日この頃です。