入院して両眼が見えなくなるまでのカウントダウンが3日ほどしかありませんでした。

目が見えなくなるとこれからできないことがたくさん増えます。

そんな中でも、やりたいなと思っていたことが本当に自分がやりたいことで生きがいでもあるということがわかりました。

入院してもやっていたことは自分の仕事でした。

他にも家族や友達と連絡を取ったりといったこともありましたが、僕が運営しているオンラインサロンのことで、メンバーに返信をしたり、毎週1回コラムを書いているのですが、この貴重な経験を皆にシェアしようと思って目が見えなくなりそうな時でもサロンコラムを書こうというモチベーションがありました。

これまで実際に自分がやりたいことをやってきたつもりでも、いざその目が見えなくなるかもしれないという状態になったときに、本当に後悔しないのかということが試されます。

もし明日自分が死んだとしてやっていることを後悔しないかといった有名な話もありますが、実際には机上の空論になることが多いので、こういった本当にヤバい状況になったときに、本当の意味で自分がやりたいことをやっていないかもしれないということに気付けます。

そして改めて思ったのが、自分の才能を100%は活かしきれていないということがわかりました。

例えば、目がとにかく見えづらいので、メールの返信をするだとかそういった事は全て後回しにしていました。

そういった意味でFacebookなどを含むSNSのチェックなども自分がやりたいことではないということが入院で分かりました。

自分の才能でいうと、具体的には自己診断ツールであるストレングスファインダーを使った結果、体系化をすることが1番得意で、体系化というのは何かと言うとどんな人でも、才能があってもなくても再現性高く、なにかを習得するときにこの順番でやると良いですよというマニュアル、手順書のようなものです。

スキルの体系化をすることが自分にとって最も楽しく、そしてやりがいのあることだということがわかりました。

実際に死ぬほどの経験というのはなかなかできないと思いますが、僕がお勧めしたいのは両目を半分ほど
閉じて目がほとんど見えない状態にして一度、生活してみるということをオススメします。

そうすると、ほとんど目が見えない状態ですから自然と優先順位が決まり、本当に大事な事は何かということがわかるようになってきて、自分が本当にやりたいことをやっているのか、そして生きがいは何なのかということを確認することができます。