先日、2014年から続けてる読書会のインスタアカウントを作った話をしたのですが、

読書会が結成されたことにあたって欠かせない、僕が住んでた''チェルシーハウス''について一度は書きたいなと。

4年経った今でもつながりがあるチェルシーハウスには感謝しかないです。

チェルシーハウスは2014年に入り、2016年に卒業してそこから2年経ってますが、振り返りたいと思います。

どんな生活をしてたかというと、フリースペースという芝生のある部屋で基本的にPC作業をして、疲れたらリビングに出ていって寮生と話すといったことをしてました。

たぶんチェルシーの共有スペース滞在時間は寮生の中でも一番長かったです。

一応、一番年上だったんですが(長老とも呼ばれてました)、年上だからと年齢に関係なく、たくさんの寮生と仲良くさせてもらってました。

哲学を語ったり、将来のことを話したり、全く自分とは縁のなかった話を聞けたり、恋愛相談や進路相談といった寮生の相談を受けることもあって、このときに相談を全力で受けることの楽しさを知ったんですが、セレンディピティーが起こりまくってました。

寮生は全員で56人もいるので、ほぼ毎日なにかしら起こります。

正直もっと話す時間が欲しいと毎日時間が足りなくて、朝近くまで起きてたりとか生活リズムがめちゃくちゃになってました。(ここでオーバーヒートして元から持ってたと思われる難病が発症してしまうことにはなるとは思いもしませんでしたが。。。)

身体的には残念なことになってしまいましたが、今でもあの頃に戻りたいなーと思うことも時々あります。それくらい毎日が充実してました。運営しているオンラインサロンの最適人数は40人程度というのもこのときの経験が活きています。

チェルシーハウスの取り組みで、色んな業界の最先端で働いているメンターさんの話を聞けたり、交流できたり、他にもメンターさんを中心として6~10人くらいの少人数の班会議が月1であって、とても良かったです。

一人では絶対に知れない世界観をメンターさんの話から知ることができ、今のライフスタイル「好き4」にもつながっています。

身近にこんな生き方をしてる人がいるんだという体験を何度もすることで、自分でもできるんじゃないかと思えるようになったからです。



振り返ると、毎日充実してたのはメンターさんのイベントなども含め、チェルシーにいる時間を確保してたこと、寮生一人ひとりと対話していたからだと思います。

自分のことばかりでせかせかしてると、チェルシーハウスで充実した日々は送れなかったです。実際に忙しくしてた人はチェルシーハウスがシェアハウスというよりもただの寝る場所になっていました。

なにかしたらのコミュニティに入るのであれば、自分の時間に+αで空けておく方が充実した時間を送れます。

良いところばかり取り上げてきましたが、もちろんチェルシーハウスの方針や雰囲気が合わずに出ていってしまった寮生もいます。

・初期メンバー、かつ早めに入寮したのでその後入ってくる寮生を迎えれる立場だった
・交流する時間をたくさん作った
・「やりたいことを徹底的に」というコンセプトに自分の方向性も合っていた
・顔と名前が全員わかるギリギリの人数(Max56人)
・みんな好奇心旺盛でウマが合う(世間一般で言う意識高い系)
・男女比率が半々でバランスが良い
・1対1で話せる機会が多かった

こういった特徴が、自分にとってチェルシーハウスはとても合っていました。

実はチェルシーハウスに入る前から、人生レベルで真剣に話せる友達が欲しいと思っていたところだったのもあります。

大学のサークルだとなかなか1対1で話す機会がなく、どちらかというと常にたくさんの人数がいたので、浅く広くは仲良くなれるんですが、大人数に対するコミュニケーション力不足もあって、「深く」というところまではいきませんでした。

大学時代はすさまじい勢いで顔見知り友達、いわゆるヨッ友が増えてました。

中学高校は寮生活で固定したメンバーといることも多かったのとは真逆で、大学に入って色んな価値観の人にたくさん会えたことは刺激的でしたが、向き不向きで言うと、不向きで深く関わるのが僕は好きです。

世界青年の船「SWY」でも約240人もいたので、人数多すぎ問題になり同じようなことが起こりました。(英語があまりできないというのもありましたが。)

終わってからもっと一人ひとりと深く仲良くなりたいなと思ったので、1つ1つの国を訪れて、しっかりコミュニケーションを取れるようになりたいとイギリスへ移住して英語を勉強してます。

寮生活は、一人ひとりのルールが違う中での最大公約数なので、悪いところはあげればきりがないですが、それよりも良いところに目を向けて活動したこと、あとは中高での寮生活も活きました。

問題はたくさんありましたが、なんだかんだチェルシーハウスに住むことで触発されて人生が変わった寮生をたくさん見ました。

今の自分の人生にも間違いなくプラスになっています!

この前の一時帰国でもチェルシーハウスのゲストルームは使わせてもらいましたし、東京に行くときもほぼ毎回使わせてもらってます。

感謝の意を込めたいというのもありましたし、これからチェルシーハウスに入ろうかどうか悩む人の参考になればと一度まとめてみました。

素敵な個性を持った人がたくさんいるので、チェルシーハウスの事務局が今の寮生のキーマンに食事代を出してあげて東京に住んでいる卒業生と交流するなど、なにかしらのつながりを作ったりと、これからのチェルシーハウスは卒業生と今の寮生の交流がもっと深くなれば良いなと思います。

インタビューも受けたので、最後に載せておきます。

在学中からフリーランスで働くという選択肢はどのようにして生まれたか:ミレニアル世代の価値観を探る