会社を辞めたり転職をしたらリスクが…って人ほどこの記事を読んでほしい。


去年参加した福井県鯖江市が仕掛けたプロジェクトで、なんの縛りもない半年お試し、シェアハウスによる「ゆるい移住」。


ゆるい移住は今年の3月で終わったんやけど、総括もちょっと入れて書こうかと。


結論を先に言うと、キャリアとか人生に迷ってる人は一度福井県の鯖江に来て話を聞きにきてほしい。


ゆるい移住プロジェクトのスゴかったところを個人的に言うと、人生どうにでもなる、そして心に余裕がある状態で人生について考えさせられること。


ちょっと余談やけど、生きていくには衣食住は欠かせんくて服はもともと持ってるとして、地方ではよくあることやけど、その土地の人と仲良くなったら食料を色々周りの人がくれる。だから食費っていうのがかなり減らせる。ほんで「住」は半年間無料やったから、ガス電気水道とか以外はゼロ。


そしたら何が起こるかって言うと、「あー俺別にイヤやったら働かんでも生きていけるやん」って気付ける。


実際にそれでやってた仕事をやめてきた人もおるし、プロジェクト中に仕事という仕事を放棄してた人もおった。


ほんで社会のしがらみから離れた人がヒマになりすぎたら、色んなことを考え出すねん。


暇過ぎるとなにかしようと自然となってしまう


普段引きこもりって言ってたメンバーの1人がブログを毎日書いて情報発信。ラジオで担当を持っちゃうほどまで鯖江の人気者に。


自由を得たら、時間がないからこれできひん、あれできひんっていう制約が一気になくなって発想が変わる。


大学生の時も自由やと思うけど、それと違うのは一回働いて視野が広がった状態で自由が得られるってこと。


これはパワフルでどんどんおもしろいアイデアが出てくる。


ほんでここからが他の自治体がマネできんところで、鯖江の良さは柔軟性。たとえば日本初、市の仕事としてきちんと公認されてるJK課が受け入れられてたりする。アイデアが生まれたらそれを市がバックアップしてくれる体制が周りに整ってるわけ。


そしてそんな柔軟な鯖江には市だけでなく他にもおもしろい活動をしてる人がたくさん。一般的に地方ではみんなが右を向いてると左を向くことがかなり難しい。なんでかというと田舎な分、その土地でのつながりが強くて1人違うことしてたら白い目で見られるから。でも鯖江はそれができる。違うことしてても許容範囲が広いから認められる。


環境は凄い大事で他の人はこんな活動してるから俺はこんなんしてみようって行動するようになるわけ。


環境によって新しいことしようと思うようになる。


そして幸か不幸か、人口が少ないのと高齢者が多い(住んでる町内はなんと高齢者が65%)から若者がそこに入ると、存在するだけで価値を発揮する。人手としてかなり強力な存在にもなれる。自分を活かせる場所がかなり多い。

そして価値を発揮した分、なにか返してくれる。これが都会やとお金になるけど、地方では物々交換的な資本主義から離れたやりとりがある。食料に困ってる都会から来た若者には食料をたくさんくれるんです。


この物々交換的なことは自然とおこなわれてることで本人たちは物々交換してるとは思ってないけど、都会から出てきた自分から見たらそう見えるんです。


これはある種の資本主義下に置かれてる世界の状況に警鐘を鳴らしてくれてるよう。


都会で仕事をしてるときは資本主義で鯖江で過ごしてるときは物々交換の世界やと感じてる。これがまたおもろい。旅行がしたい、とかどうしてもお金が必要になったら都内に出かけていく。


こうして縛りなく自分が感じるままに行動を起こしたり、新しい取り組みに躊躇することなく踏み出せるねんな。


そのフィードバックから新しい気づきを得る…そんなサイクル。


新しい環境に踏み出したり、レールから外れたりするのが怖いのって、リスクがあるからやねん


でもこのゆるい移住プロジェクトにはそのリスクがなかった。さらに周りの後押ししてくれる環境!


あと自発性をあげるためにゆるい移住プロジェクトをサポートしてくれた方々は、自分たちが何をするか信頼して見守ってくれてたんです。よそ者が何するかわからん状況やのに。口出ししたいと何回思ったんやろうと心中察します笑


さらにさらになにか困ってヘルプを出せば助けてくれる、そんな最高の環境でした。このプロジェクトを始めるときにそろえた生活に必要なものは市の人の協力でほとんど集めたものです...


ゆるい移住プロジェクトではこれをやるように、となにか強制力があればこういったことが起こることも一切なかった。


プロジェクトは一旦今年の三月に終わって、引き続き鯖江に残ってる人が6人いてます。


振り返って自発的なコミュニティを作るカギは、


1.信頼することによる自発性の引き出し
2.すぐに答えを出してくれるサポート
3.他の人が起こしてる行動の透明化、


です。


助けを求めたら、なーなーにするわけではなくすぐに答えてくれる、協力してくれる、そうしてもらえることでこの人たちは本当に助けを求めたら協力してくれるんだという応援の意思がはっきりとこっちサイドに伝わってきました。


やりたいことを徹底的にやる56人もの学生寮のチェルシーハウスに住んでてよく感じてたことは、目的もバラバラでお互いの自発性に上手くシナジー効果が生まれてなかった気がします。(*誤解のないよう言っておくとチェルシーハウスには本当に感謝していてめちゃくちゃ良いところです笑)

運営側が任せると口では言っておきながら完全に任せてくれてるわけではなく、こっちを信頼してくれてるという行動が目に見えなかった。協力してほしい概ねを話しても解決までに時間がめちゃめちゃかかってた。寮生同士でも他の人がどんなことに取り組んでるか詳細を把握してる人はほとんどいなかったです。


この3つ、

自発性の引き出し
×
すぐに答えを出してくれるサポート
×
みんなの行動の透明化

はめちゃめちゃ大事です。


これまで人生で考えてた自発的なコミュニティ作りについてついに結論が出ました!!!


さて、そんな鯖江の今後ですが、鯖江で満足いく生き方を見つけたらここを去って新しい生活を始める。


なんとなくですが、そんなコミュニティになる気がします。


鯖江のことが気になったら宿も用意してるのでぜひ来てみてください!

https://www.airbnb.jp/rooms/12181415?s=ssR_1Z-E

(現在使用できない状態です。)


主要な場所から鯖江に来る方法を最後に載せておきます。

JR


東京駅===鯖江駅 3時間17分


名古屋駅==鯖江駅 1時間56分


大阪駅===鯖江駅 1時間49分


京都駅===鯖江駅 1時間21分


飛行機


羽田(東京)===小松(石川県)     1時間


小松空港=(空港バス)=福井バスターミナル 1時間10分


福井駅=(JR)=鯖江駅          15分


北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 2022年度開業 金沢-福井間先行開業 2020年