なぜ、SMクラブや犯罪者といった非常識といわれているものや人が存在するのでしょうか?

これはジェームススキナーさんという尊敬する方の講演から学んだものです。

脳の働きに関してあなたは何を知っていますか?

脳の柔軟性についてです。

ここで突然ですが生まれたての赤ちゃんの話をします。

当然のことですが赤ちゃんの脳にはまだ何も記録されてません。

つまり生まれたばっかりの赤ちゃんにはまだ何が良いのか、悪いのかを脳が記憶していないため全く分かりません。

そのため、例えば、床に落ちることも最初は全く怖くないのです。

誰かが教えるか、自分で床に落ちることは痛いと気付くまでは何度でも床に落ち続けてしまいます。

赤ちゃんが床に落ちることを防ぐには床に落ちることが位置という情報が必要なわけです。


小学生くらいまでの子供は、そういった情報が少ないことから、良いこと、悪いことまでなんでもします。子供って何をするかわからないので怖いですよね。

その子供に情報を与えるのは主に誰でしょうか?その子供を育てる人、例えば親、ですよね。

つまりここで常識とは外れた情報を記憶させると常識外れの子供になってしまいます。

ちなみに性格というのは脳の大脳辺縁系というところで作られ、三歳前後で決まってしまうと言われています。

しかしこれはある程度大人になっても変えることができます。

あることをするときにそれが脳にとって最高に気持ちいいと感じるときです。

例えば人前にて話すのが恥ずかしいという人がいるとしましょう。

そういった人はたいてい人前に出て話をするのも上手くありません。

ですが人前での話が終わった後に少しでもほめられ、それを何回も体験すると苦手は克服されます。

そのとき、特にやらなければならないことは内容が良くても悪くても

人前で話した自分を最高にほめたたえる、ご褒美をあげるということ、体を使って本気で喜ぶということです。

そうすると人前で話すことが苦手だといった情報が脳の中で上書きされていきます。

人前で話すことも案外悪くないな、と。

つまり脳の中のマイナスイメージをプラスに変えることができるのです。

カンの良い人はもう冒頭の質問の答えがおわかりかと思います。

ここで冒頭の質問に戻ると、SMクラブや犯罪者といった非常識といわれているものに対してなにかしらのプラスのイメージが働いたことで、それが快感になっているのです。

こう考えると、どんなことでもやり方次第で、プラスにもマイナスにもなることがわかるかと思います。

情報収集術を使えば、何をプラスにするかマイナスにするかを常にその情報を集め続けることによってコントロールすることができるようになるのです。