3週間コースに参加していただいた参加者が、合宿に参加してすぐに合宿全体についてとても上手くまとめてくれていました。

合宿の内容がわかりやすいだけでなく、合宿では本質思考を伝えていて、最後のまとめが「好きなことで生きていくことの本質」について深い内容だったので、ぜひご紹介したかったのです。

1ヶ月コースの参加者の声はこちら。
【お客様の声】フリーランスになるための7つ道具を習得して半年後にいただいた感想をご紹介

==ここから==
最近流行の「好きなことで生きていく」というライフスタイル。
フリーランスはその代表格とも言えるでしょう。
他にもYouTuberやブロガーなど、時間や場所に囚われない新たな働き方が現れ、世間の注目も集まっています。
 
 
今回の「フリーランス養成合宿」を主催してくださったのは、
「每日4時間だけ、好きなことで仕事して食べていく生き方」を実践しているフリーランサーの井元龍太郎さん。
日本No1の情報収集術を専門とし、企業での講演をはじめ、得意スキルを売買できるオンラインマーケット「ココナラ」でビジネス部門売上第一位を獲得するなど、数多くの実績をもつ凄腕。
 
私がこの3週間で彼から学んだのは、
「すき4」というライフスタイルを目指す具体的な方法と、なぜそれを目指すのかという最も核心的な部分でした。
それでは行ってみよう。

目指すは「すき4」

  • 好きな時間に
  • 好きな場所で
  • 好きな人と
  • 好きなことをして
生きるライフスタイル、それが「すき4」。
これに加え井元さん曰く、
「1日4時間だけ働く」ということも「すき4」の1つなんだとか。

3週間の合宿では正にそのすき4を実践していく形となった。
午前中は講義を受け、午後は学んだことを実践したり、地域のコミュニティー活動に参加したり。

地域の方が集まった「ゆるい食堂」
もちろん休日には福井県の観光を存分に楽しんだ。
福井県と言ったら恐竜博物館
「山奥の秘境」感ある温泉
福井名物ボルガライス
 

なんだか遊んでばっかじゃん!
と思われた方もいるかもしれないが、
安心してください、勉強してますよ。
 
3週間じっくりかけて、
すき4を可能にさせるフリーランスに必要な7つのスキルを学び実践してきた。
フリーランスになるために必要な7つのスキル
フリーランスになるためには
今から紹介するこの7つのスキルが欠かせないと井元さんは語る。
1.時間管理術
すきま時間を最大限活用し、自分の時間をつくり出すための時間管理術。
時間は誰にとっても有限だ。
限りある時間を決して無駄にしないためには、このスキルが欠かせない。

2.ITリテラシー
あらゆる問題を解決する情報収集術、また集めた情報を整理しオンリーワンを目指して発信していくためのスキル。
7つうち最も目から鱗のスキルであった。
ITが様々なモノに取り入れられていくこれからの時代、残念だが、これを知る者と知らざる者の間に大きな隔たりができるのは間違いない。

3.マーケティング
実は、需要がなくても、需要は生み出せる。
このスキルを使えば、一見まったく役に立たないようなスキルも
多くの人に必要とされる価値あるものになる。

4.コピーライティング
ビジネスの売上に直結する人を動かす文章力、それがコピーライティング。
あなたのビジネスが売れないのは、コピーライティングのせいかもしれない。
どんなに価値のある商品やサービスでも、誰かのもとに届かなければ無価値同然。

5.スモールビジネスの作り方
どの道にもプロフェッショナルがいる。
では、その道を人に伝えるためにはプロフェッショナルでなければいけないのか?
答えは否。
それぞれのプロフェッショナルはピラミッドの頂点にいるが、
あなたがピラミッドの中段にいるとしたら、下段の大多数の人にはその道を教えることができるだろう。
下段のマジョリティーにとって、あなたはより優れたスキルをもつ価値のある存在だ。

6.パブリックスピーキング
オンラインと違い、講演やセミナーでは様々なバックグラウンドをもつ人が集まる。
参加者の問題を解決し、行動を促すことができるか。
人前で話すことは人それぞれ向き不向きもあるので、最低限頼まれたときにはできるようにしたい。
(実のところ、これができると人生のステージが一気に上がる。)

7.ロジカルシンキング
アイデアは無限大。
学習スピードを10倍以上に高める。
それが、ロジカルシンキング。
誰でもお金になるスキルと価値をもっている
この7つのスキルのうち、スモールビジネスについて詳しく見ていきたい。
 
スモールビジネスとは、収入が月3万円~年1億円の規模のビジネスを指す。
 
何をビジネスとするかはあなた次第だ。というのも、
「どんなことでもビジネスにすることができる」というのがスモールビジネスの考え方だから。
その理由は前章の[5.スモールビジネス]で紹介した通り。

それぞれのプロフェッショナルはピラミッドの頂点にいるが、
あなたがピラミッドの中段にいるとしたら、下段の大多数の人にはその道を教えることができるだろう。
下段のマジョリティーにとって、あなたはより優れたスキルをもつ価値のある存在だ。
5.スモールビジネスより

ここでは私の場合のスモールビジネスとなったものを紹介していきたい。
私のスモールビジネス①:サッカーコーチ
大学の3年間、私は小学生のサッカーコーチを務めた。
もちろん有給で。
PK戦を戦うサッカー少年たち
自分はプロサッカー選手でもなければ、サッカーが格段にうまい訳でもない。
実のところ、小学2年生から始めたサッカーは中学までしか続けていない。
それなのに、コーチを務めることができたのは、
サッカーというスポーツに対しての理解や技術に関して、その小学生たちよりかは優れていたおかげであろう。

私のスモールビジネス②:映像
映像づくりを始めて1年が経った。
既に映像制作の仕事をもらったり、映像の初心者向けセミナーを開催したりすることができた。
私は紛れもなく1年前までは映像ド素人、つまり映像界のピラミッドのド底辺にいたのだが、
今ではそれよりも上にいる。
映像をこれから始めたい方にいくらかのアドバイスはすることができる。

私のスモールビジネス③:旅
これまでアジアやアフリカ13カ国を旅してきた。
日本人のパスポート所有率はわずか24%のため、
単純に考えて海外経験は日本人9800万人より豊富だと言える。(日本の人口1億3千万人で計算)
自分は9800万人に対して日本では決して味わえない驚くような経験談を伝えることができる。

あなたのスモールビジネスは何か?
このように考えると、自分にも意外と人に提供できる価値があると気づいたのではないだろうか。
「上には上がいる」という言葉があるように、
どの道に精通していようと上がいる。しかし、その道の価値を提供するのに頂点である必要はない。
人より多少、上であればビジネスは始められる。

スモールビジネスは複数もつことが前提
1つの道だけで飯を食っていくとなると、頂点に限りなく近づいている必要がある。
だからこそ、多くの人はスモールビジネスを複数もつことが前提となる。
何をスモールビジネスに選ぶかの基準としては、そのジャンルに関して
* 自分がどのくらい情熱をもっているか
* 自分がどのくらい得意なのか
* 社会にどのくらい需要があるのか
という3つがある。

ぜひ参考にして書き出してみてほしい。
好きなことで生ききていくのは難しくない
あとは自分の提供できる商品やサービスを社会に届けるだけだ。
有り難いことに、今は自分の商品やサービスを販売できる様々なWEBサービスがある。
例えば、Udemyやココナラ、timeticketなど、他にも数多くある。
 
また販売するだけでなく、
ランサーズやクラウドワークスでは自分の得意な仕事を受けることも可能だ。
 
「そんなサービスがあるなんて知らなかった!」と言わないためにフリーランス養成合宿ではITリテラシーで情報収集術を学んだ。
 
しかし、これらはスモールビジネスと呼ばれるように、はじめは得られるお金もスモールかもしれない。

収入がスモールの場合は、「収入単価を上げる」か「収入源を複数もつ」ことでビッグにできる。
後者の場合、いくつものビジネスを回すために自分の多くの時間が犠牲になり、結局、時間に追われる毎日となるかもしれない。
 
そうならないための時間管理術である。
 
つまり、
それぞれのスキルは互いの欠点を補い合っていたことがわかった。
そして、
* 時間管理術
* ITリテラシー
* マーケティング
* コピーライティング
* スモールビジネスの作り方
* パブリックスピーキング
* ロジカルシンキング
これら7つのスキルを活用すれば、好きなことで生きていく、すき4というライフスタイルを確立するのはそう難しいことではいようだ。

なぜなら、今までの自分はただ「やり方」を知らなかっただけだから。

学校の先生は「好きなことで生きていく方法」なんて教えてくれない。
最も重要なのは「すき4」をなぜ目指すのか
「好きなことで生きていく」のは難しくないことがわかった。
 
では、自分の「好きなこと」って何だろう。
 
最近は「好きなことで生きていく」というコトバだけが先立ち、
はたから見ていてつい「あなたの好きなことは一体何なの?」と突っ込みたくなる人が大勢いる。
 
「何」が曖昧なら、「何故」も曖昧であるのは言うまでもない。
「好きなことで生きていく」とは「どのように」の部分であり、
本来ならその前に「何を」が、
更にその前には「なぜ」がくる。
 
「なぜ」かわからないまま「好きなことで生きていく」のでは、
結局、世の中の流行に流されただけで、
「好きなことで生きてい(ると思い込んでい)く」という自由なようで自由でない生き方と同じである。
 
井元さんが「すき4」のライフスタイルを目指したのは、
過去に自身の難病と向き合い、自分自身が「好き4」を目指していくべき明確な理由があったからだ。
(詳しい話は割愛する)
 
もう一度、自分自身に「なぜ」そこを目指すのか問いかけたい。

最後に
ここまで「すき4」や「好きなことで生きていく」をテーマに話してきたが、
決して「好きなことで生きる」=「フリーランス」ではない。
企業に勤めることも人によっては立派な「好きなことで生きていく」生き方だ。
 
私は大の宇宙好きなのだが、もし宇宙開発を本気でやりたいと決心していたなら、
JAXAやNASAといった組織や企業で働くことを選んだであろう。
 
世界一愛するものがアディダスというブランドなら、
アディダスジャパン株式会社に何が何でも就職することを目指していただろう。
 
間違いないでほしい、「好きなことで生きていく」ことの本質を。