イギリス版フリーランス養成合宿(通称:ドラキャン)が終わり、怒涛の1週間でした。詳しくはfacebookの方にも書いています。
内容としてはほぼほぼ9割は予定通りの内容でした。
開催前に内容について公開しています。抽象度の高いものから(ビジョンやミッションなど)、具体的なものまで(コピーライティングで売上をあげる方法)合宿の1週間で、これら全てを学んで実践するようなカリキュラムを組んでいました。
ビジョンやミッションについて
【全体像】フリーランス養成合宿 in イギリスでやること Part1
合宿を受ける前の心構えや目指す方向性について
【オリエン】フリーランス養成合宿 in イギリスでやること Part2
具体的に得られること
【スキル編】フリーランス養成合宿 in イギリスでやること Part3
合宿を通して取り組んでいた自己肯定感について〜番外編
Love yourself
参加していただいたお客様の声
【お客様の声】フリーランス養成合宿 in イギリスに参加してどうだったか
少し変更したのは、ドラキャン自体がストレングスファインダーやエニアグラムなどの特性診断+一緒に生活する上での個性診断で参加者に合わせたものを提供しているので、必要ないものはやりませんでした。また6月初旬だと天候がまだ寒いこともあり、最初は9時開始予定でしたが10時スタートにしました。
ちなみに丸5日間が講義と実践で、もう1日はワーケーションの日でした。
講義編(午前10時~正午)
実践編(午後1時~午後5時)
内容としてはほぼほぼ9割は予定通りの内容でした。
開催前に内容について公開しています。抽象度の高いものから(ビジョンやミッションなど)、具体的なものまで(コピーライティングで売上をあげる方法)合宿の1週間で、これら全てを学んで実践するようなカリキュラムを組んでいました。
ビジョンやミッションについて
【全体像】フリーランス養成合宿 in イギリスでやること Part1
合宿を受ける前の心構えや目指す方向性について
【オリエン】フリーランス養成合宿 in イギリスでやること Part2
具体的に得られること
【スキル編】フリーランス養成合宿 in イギリスでやること Part3
合宿を通して取り組んでいた自己肯定感について〜番外編
Love yourself
参加していただいたお客様の声
【お客様の声】フリーランス養成合宿 in イギリスに参加してどうだったか
少し変更したのは、ドラキャン自体がストレングスファインダーやエニアグラムなどの特性診断+一緒に生活する上での個性診断で参加者に合わせたものを提供しているので、必要ないものはやりませんでした。また6月初旬だと天候がまだ寒いこともあり、最初は9時開始予定でしたが10時スタートにしました。
ちなみに丸5日間が講義と実践で、もう1日はワーケーションの日でした。
講義編(午前10時~正午)
1. ロジカルシンキング(4次元思考)
2. 時間管理術(ミッションを作るも含む)
3. サービス、コンテンツ開発
4. コピーライティング
5. パブリックスピーキング&情報発信
実践編(午後1時~午後5時)
1. その場、そのレベルにあったワークを自分で作れるようになる
2. ビジョンなどをもとに方向性が決まる
3. サービスの松竹梅を作る
4. 数分のスピーチを発表できるようになる
5. LPの基本編と応用編の両方が書けるようになる、ココナラの添削、自己紹介など
参考:【スキル編】フリーランス養成合宿 in イギリスでやること Part3
ワーケーション
仕事以外から新しいアイデアを考える機会は少なくありません。特に僕が大事にしているのは遊びや観光から仕事に生かす新しいアイデアを思いつくことです。
参考:【スキル編】フリーランス養成合宿 in イギリスでやること Part3
ワーケーション
仕事以外から新しいアイデアを考える機会は少なくありません。特に僕が大事にしているのは遊びや観光から仕事に生かす新しいアイデアを思いつくことです。
心の底から遊びや観光も大事と思える人はあまり多くありません。その実践編として今回はイギリスのロンドンに次ぐ第二の都市と言われているバーミンガムで実際に観光しに行き、観光をする前にこんな課題を出しました。
家庭環境
仕事環境
恋愛事情
ライフスタイル
人間関係
過去のことから将来のことまで
赤裸々に話すので、良いところも、弱点もたくさん伝えます。これは自分自身のことを第三者目線でどう見えているのか知ってもらうという目的もあります。弱点を伝えられるのは耳が痛いことですが、それをどう活かしていく方が実用的です。プライド高く、認めないことによる損は思っている以上に大きいものです。
弱点への対処は2種類あります。誰にでも得意・不得意があります。
不得意なこと、要は弱点をどうするかに考えるときにはこの2種類を考えるようにしてください。
1.諦め法
弱点を認識して他の強みでなんとかする
僕はすきま時間を使うのが得意です。何故かと言うと、すきま時間に何もしていないことにとてももったいないと感じるからです。おそらく感覚的にこの隙間時間が重なれば重なるほどとんでもない時間になっているんだろうなと予測しているからです。逆に言うとあまり長時間集中して取り組むことが苦手です。これはどちらがいいと言うわけではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。
すきま時間を使うのが苦手なのであれば、スマホだけで仕事をする等は諦めて、1日の仕事時間を普通の人よりもたくさん取るといったことでこの弱点をカバーできます。
できることであれば2番をチャレンジしてみて下さい。1番だめな事は、試したこともないのに最初からこれは自分の弱点だからと諦めてしまうことがもったいないです。
それ本当に諦めて大丈夫ですか。好きなことを仕事にするという言葉が流行っていますが、その裏返しには苦手なことは克服しなくていいという風潮が根付いてる気もします。諦めることは簡単です。苦手だから、といってやらなければいい。傷つくこともない。
でもそれで諦めたら試合終了です。できないことを克服する努力は誇れるほどしてみましたか。人生で上手くいく人はそういった苦手なことにもチャレンジして挫折してチャレンジして挫折してを繰り返して、少しずつ苦手も克服しています。
これができるかどうかは自己肯定感も大きく関係しています。何度も立ち上がるのは自分を信じてないとできないことなので。
どうせなら自分の苦手も克服しつつ自分の得意なことを生かせるのが1番いいですよね。
苦手なことを克服しても見返りがあまりないのであれば、克服する必要もないですが、ドラキャンで教えているスキルは1学べば100のリターンが返ってくるコスパの良い、一生使えるようなスキルしか選んでいないので、簡単には諦めてほしくないです。
教え方として抽象度が高ければ高いほど、説明は早く済みます。
たとえばペットボトルの開け方を説明するとして具体的に説明するとなると、
といった具合にとても長くなるんですよね。
ただ抽象的に説明するとなると
片手でペットボトルを支えてもう片方の手でフタを開けたら、口元に持っていく
たったこれだけです。
時間は有限なので、先ほどあげたような具体例で全てのスキルを説明していると、どれだけ時間があっても足りません。
だからこそ、どれくらいの具体性で説明すればいいのかというのは教える人の力量が試されるものだと考えています。
抽象的であればあるほど、教わる側が知識を持っていないと難しくなってしまいます。
先ほどの
片手でペットボトルを支えてもう片方の手でフタを開けたら、口元に持っていく
この説明はすでに色々なことを知っている大人であれば、誰もがすぐに理解できます。
抽象度を上げすぎると、教わる側にとって難しい、具体的に教えすぎると、教える側にとって教える時間という制限がある中で伝えたいことを全て伝えきれない、そんな葛藤があるのです。
1週間という合宿の中でこれだけは伝えたいというものがあって、その教える抽象度を調整するのがとても難しかったです。
今回、最初の方は抽象度がちょっと高い状態で教えていたのですが、あまりフィットしなかったので、抽象度を下げて(具体的にして)、伝えられる内容は減ってしまいますがその代わりに、教える内容を本当に大事なところだけに絞って教える形になりました。振り返ると、ここをもう少し工夫できたかなと感じています。
8月のフリーランス養成合宿では2人の受講生が来るので、その2人がちょうど理解できるレベルの抽象度、つまり最大公約数で、かつ僕も伝えたいことを余すことなく伝えられるような抽象度にしないといけないので、教える側1人と教わる側2人の3人の共通しているところをできるだけ早いうちに上手く見つけ出していければ、というのが次回で修正したいところです。
「なぜ遊び、観光が仕事になるのかをできるだけたくさん考えてみてください。」
僕は実際に観光に行くことで、意外と隙間時間がたくさんあることに気づき、この隙間時間たちを仕事の時間に当てれないかと考えるようになったんですね。そこからスマホだけですべての仕事ができるようになる、そのやり方を開発しました。
スマホだけですべての仕事ができるようになりました【近況報告も合わせて】
これが正解というのはないですが、遊びや観光から学べることは他にもたくさんあります。
などなど、今回のワーケーションでお題を出したのは初めてだったのですが、なるほど!と言ってくれたので、ある程度の成果は得られたようで安心しました。
僕のこれまでの経験や他に結果を出している人を分析して体系化したもの×その人に合わせたものに最適化すること
をウリにしています。また一週間を通して、1日目に学んだことが2日目につながる、2日目に学んだことが3日目につながるといった具合に一日講義ではできない連続講義だからこそできる、合宿の最後には線になるような点と点のつながりを意識した内容にすることができました。
僕は実際に観光に行くことで、意外と隙間時間がたくさんあることに気づき、この隙間時間たちを仕事の時間に当てれないかと考えるようになったんですね。そこからスマホだけですべての仕事ができるようになる、そのやり方を開発しました。
スマホだけですべての仕事ができるようになりました【近況報告も合わせて】
これが正解というのはないですが、遊びや観光から学べることは他にもたくさんあります。
- アクシデントによる思考の柔軟性
- サービス提供者側の目線で考えられるようになる
- 仕事だけの人生ではなくライフワークバランス
- 異業種からのアイデア
などなど、今回のワーケーションでお題を出したのは初めてだったのですが、なるほど!と言ってくれたので、ある程度の成果は得られたようで安心しました。
合宿を通して苦戦すること
ドラキャンは僕のこれまでの経験や他に結果を出している人を分析して体系化したもの×その人に合わせたものに最適化すること
をウリにしています。また一週間を通して、1日目に学んだことが2日目につながる、2日目に学んだことが3日目につながるといった具合に一日講義ではできない連続講義だからこそできる、合宿の最後には線になるような点と点のつながりを意識した内容にすることができました。
講師が一日おきに違う、流れを汲みとっていない、人数が多い講座だとどうしてもそうなってしまいますが、ドラキャンは少人数での合宿なので、このあたりは他には真似できない内容なんじゃないかと思ってやっています。
とはいえ、合宿を通して、すぐにパッと受け入れられるものと難しいものがあったので、苦戦していたことをシェアします。
これが1番多かったことですが、日本の教育は正解が1つしかないという教育を受けているため、いろいろな切り口で考えることがなかなか難しいです。
じゃがいも、にんじん、お肉からイメージできる料理は?
と聞くと、
肉じゃが、としか答えない人もいると思いますし、他にもカレーと答える人もいるはずです。ただこれも枠に捉えられているだけで、別に決まった料理だけじゃなくてもいいんです。創作料理で作ることももちろんできます。
他にもディベートは1つのテーマに対して正解も賛成も反対もある、つまり正解は一つではないんですよね。この発想を身に付けることができれば、フリーランスとして大きな武器になります。フリーランスはブランディングができてなんぼな世界なので、みんなが同じようなことをしていると差別化できません。
ただ、正解がないことに対して不安を感じてしまいます。この不安がきちんとした正解を求め続けてしまい、先に進めなくなる原因にもなります。
イギリスはとにかくアクシデントがたくさんあります。ここでいかに柔軟な発想できるか、1つではない正解を導き出して、1つずつチャレンジしてそのアクシデントを解決するかというのが求められます。
明確な答えをすぐに教えないことは、そこのところがしっくりこないかもしれませんが、実はそのしっくりこないところがポイントなのです。実際にそのしっくりこない中でやってみて、それが本当にいいのか悪いのかというの判断してもらうところまで、トレーニングとして必要だと思っています。
すぐに答えを教えたところで、また別のわからない問題やアクシデントが起こったら、また答えを誰かに聞かないといけません。いつもすぐそばに答えを教えてくれる人がいればいいですが、そんな人はいないと思います。いずれは、自分で解決する思考力を身につけてもらうためにも答えはすぐに教えないほうがいいのです。
とはいえ、合宿を通して、すぐにパッと受け入れられるものと難しいものがあったので、苦戦していたことをシェアします。
これが1番多かったことですが、日本の教育は正解が1つしかないという教育を受けているため、いろいろな切り口で考えることがなかなか難しいです。
じゃがいも、にんじん、お肉からイメージできる料理は?
と聞くと、
肉じゃが、としか答えない人もいると思いますし、他にもカレーと答える人もいるはずです。ただこれも枠に捉えられているだけで、別に決まった料理だけじゃなくてもいいんです。創作料理で作ることももちろんできます。
他にもディベートは1つのテーマに対して正解も賛成も反対もある、つまり正解は一つではないんですよね。この発想を身に付けることができれば、フリーランスとして大きな武器になります。フリーランスはブランディングができてなんぼな世界なので、みんなが同じようなことをしていると差別化できません。
ただ、正解がないことに対して不安を感じてしまいます。この不安がきちんとした正解を求め続けてしまい、先に進めなくなる原因にもなります。
イギリスはとにかくアクシデントがたくさんあります。ここでいかに柔軟な発想できるか、1つではない正解を導き出して、1つずつチャレンジしてそのアクシデントを解決するかというのが求められます。
明確な答えをすぐに教えないことは、そこのところがしっくりこないかもしれませんが、実はそのしっくりこないところがポイントなのです。実際にそのしっくりこない中でやってみて、それが本当にいいのか悪いのかというの判断してもらうところまで、トレーニングとして必要だと思っています。
すぐに答えを教えたところで、また別のわからない問題やアクシデントが起こったら、また答えを誰かに聞かないといけません。いつもすぐそばに答えを教えてくれる人がいればいいですが、そんな人はいないと思います。いずれは、自分で解決する思考力を身につけてもらうためにも答えはすぐに教えないほうがいいのです。
合宿だからこそできること
合宿では講義をしたり、ワークをしたり、ご飯を食べに行ったり、家に来てもらったり、VRをしてもらったり、(一番感動していたかも)ワーケーションをしに観光へ一緒に行ったり、とにかく一緒に過ごす時間が長く、
家庭環境
仕事環境
恋愛事情
ライフスタイル
人間関係
過去のことから将来のことまで
赤裸々に話すので、良いところも、弱点もたくさん伝えます。これは自分自身のことを第三者目線でどう見えているのか知ってもらうという目的もあります。弱点を伝えられるのは耳が痛いことですが、それをどう活かしていく方が実用的です。プライド高く、認めないことによる損は思っている以上に大きいものです。
弱点への対処は2種類あります。誰にでも得意・不得意があります。
不得意なこと、要は弱点をどうするかに考えるときにはこの2種類を考えるようにしてください。
例
集中的に取り組むことはできるが、スキマ時間を使うのが苦手
集中的に取り組むことはできるが、スキマ時間を使うのが苦手
1.諦め法
弱点を認識して他の強みでなんとかする
僕はすきま時間を使うのが得意です。何故かと言うと、すきま時間に何もしていないことにとてももったいないと感じるからです。おそらく感覚的にこの隙間時間が重なれば重なるほどとんでもない時間になっているんだろうなと予測しているからです。逆に言うとあまり長時間集中して取り組むことが苦手です。これはどちらがいいと言うわけではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。
すきま時間を使うのが苦手なのであれば、スマホだけで仕事をする等は諦めて、1日の仕事時間を普通の人よりもたくさん取るといったことでこの弱点をカバーできます。
2.仕組み法
弱点に注意して予め起こることを想定してなにらかの対策を立てる
例えば物覚えがとても悪いとしましょう。僕も実際に覚えられる量は本当に少ないです。昔は得意だったんですがパソコンに頼り始めてあまり自分で記憶しなくなってからどんどん記憶力が悪くなっていきました。予定を組んでも自分の頭で覚えておくことが不可能なので全てパソコンやスマホで同期できるスケジュールに落とし込んでいます。 こうして仕組み化することで記憶力が悪くてもカバーできています。
弱点に注意して予め起こることを想定してなにらかの対策を立てる
例えば物覚えがとても悪いとしましょう。僕も実際に覚えられる量は本当に少ないです。昔は得意だったんですがパソコンに頼り始めてあまり自分で記憶しなくなってからどんどん記憶力が悪くなっていきました。予定を組んでも自分の頭で覚えておくことが不可能なので全てパソコンやスマホで同期できるスケジュールに落とし込んでいます。 こうして仕組み化することで記憶力が悪くてもカバーできています。
できることであれば2番をチャレンジしてみて下さい。1番だめな事は、試したこともないのに最初からこれは自分の弱点だからと諦めてしまうことがもったいないです。
それ本当に諦めて大丈夫ですか。好きなことを仕事にするという言葉が流行っていますが、その裏返しには苦手なことは克服しなくていいという風潮が根付いてる気もします。諦めることは簡単です。苦手だから、といってやらなければいい。傷つくこともない。
でもそれで諦めたら試合終了です。できないことを克服する努力は誇れるほどしてみましたか。人生で上手くいく人はそういった苦手なことにもチャレンジして挫折してチャレンジして挫折してを繰り返して、少しずつ苦手も克服しています。
これができるかどうかは自己肯定感も大きく関係しています。何度も立ち上がるのは自分を信じてないとできないことなので。
どうせなら自分の苦手も克服しつつ自分の得意なことを生かせるのが1番いいですよね。
苦手なことを克服しても見返りがあまりないのであれば、克服する必要もないですが、ドラキャンで教えているスキルは1学べば100のリターンが返ってくるコスパの良い、一生使えるようなスキルしか選んでいないので、簡単には諦めてほしくないです。
予想外だったこと、次回への活かし方
今回、参加者は予習も4ヶ月ほどしてくれていたので、教える内容は1から100までどのレベルにも対応できるように多めに用意していました。そして2年ぶりの合宿でもあったので、1から100まで教えるつもりでもいました。教え方として抽象度が高ければ高いほど、説明は早く済みます。
たとえばペットボトルの開け方を説明するとして具体的に説明するとなると、
- まずキャップに利き手をかける、利き手でない方はペットボトルを支えます
- 利き手の指を左回転させる
- キャップが開くので、そのキャップを別の場所に置きます。
- 利き手じゃない方の手で口元に持っていきます
- そして飲みます
といった具合にとても長くなるんですよね。
ただ抽象的に説明するとなると
片手でペットボトルを支えてもう片方の手でフタを開けたら、口元に持っていく
たったこれだけです。
時間は有限なので、先ほどあげたような具体例で全てのスキルを説明していると、どれだけ時間があっても足りません。
だからこそ、どれくらいの具体性で説明すればいいのかというのは教える人の力量が試されるものだと考えています。
抽象的であればあるほど、教わる側が知識を持っていないと難しくなってしまいます。
先ほどの
片手でペットボトルを支えてもう片方の手でフタを開けたら、口元に持っていく
この説明はすでに色々なことを知っている大人であれば、誰もがすぐに理解できます。
抽象度を上げすぎると、教わる側にとって難しい、具体的に教えすぎると、教える側にとって教える時間という制限がある中で伝えたいことを全て伝えきれない、そんな葛藤があるのです。
1週間という合宿の中でこれだけは伝えたいというものがあって、その教える抽象度を調整するのがとても難しかったです。
今回、最初の方は抽象度がちょっと高い状態で教えていたのですが、あまりフィットしなかったので、抽象度を下げて(具体的にして)、伝えられる内容は減ってしまいますがその代わりに、教える内容を本当に大事なところだけに絞って教える形になりました。振り返ると、ここをもう少し工夫できたかなと感じています。
8月のフリーランス養成合宿では2人の受講生が来るので、その2人がちょうど理解できるレベルの抽象度、つまり最大公約数で、かつ僕も伝えたいことを余すことなく伝えられるような抽象度にしないといけないので、教える側1人と教わる側2人の3人の共通しているところをできるだけ早いうちに上手く見つけ出していければ、というのが次回で修正したいところです。
フリーランス養成合宿への思い
普段は長く働けない体のハンディキャップがあるため、毎日4時間の制限で仕事をしていますが、フリーランス養成合宿は人生の集大成です。合宿ではその制限を超えて熱が38度以上出たり、目が充血したりとまるでウルトラマンの3分タイマーのような赤信号のようで、命を削ってる感覚もありますが、それでもその分、やりがいも他のプロジェクトに比べるとはるかに大きく、これまでの全てを伝えることで、継承して循環させる、その気持ちでやってるので、また次回の合宿が楽しみです。この継承を受け継ぎたい人はぜひ今年最後となる8月の合宿に参加してくださればと思います。