先日、こんな記事を書きました。



入院で多くの学びがあった中でも、このマインドセットさえあれば人生で後悔することはない最重要とも思えたものをピックアップしてみます。死生観にも関係します。

色んな選択肢がある中で、ベストチョイスができれば、そしてそれに確信が持てればどんどん前に進んでいけます。

つまり迷わないことです。最初はもちろん迷いますが、いざ決めるときには迷わずに決めないといけません。

逆に他の人を頼ったりするだけといったような、確信を持たずに進むと後悔します。5年前はまさにそうでした。

5年前に今回と同じ病気で右目の視力を失って、今回左目が同じような状態に。ただ前回はそのまま視力を失いましたが、今回は無事に回復。

前回の治療とは違って、医者と二人三脚で歩めたからです。

前回は全く僕が医療知識もなく、お医者さんに任せていたので、右目の視力を失ってから後悔ばかりでした。自分で自信を持って決めなかったからです。



ただ人生全てがうまくいくはずがないので、どこまで確信して進むことができるのか、確信があれば全く後悔のない人生が送れると、生死をさまよう極限の経験をして感じたことです。

ある意味、開き直ることが大事で、全力を尽くしてやりきったのならしょうがない。

ベストを尽くしたやりきった感があれば、もしそれで死んでしまっても、納得感を持って死ねると思ったのです。

こう思えたのは、両目がもし見えなくなったらという最悪の状況まで、刻一刻と迫ってきていてリアルにイメージできたからです。

これまではそのうち両目が見えなくなるかもと考えたことはありますが、あくまで頭の中でイメージしたもので、いざリアルに迫ってくると臨場感が全く違います。


ストレングスファインダーを使った決断で自信を持って進められた
色んな選択肢がある中で、ベストチョイスができれば、そしてそれに確信が持てればどんどん前に進んでいけます。

ただ、その確信を持つためにどうすればいいのかが迷うところでもありますよね。

結論は自分が決断するときの勝ちパターンを知っておくことです。
選択肢がいくつかある中で、ミスったら3日後に両目が見えなくなる状況で、どれにするかを迷って進めていくのってめちゃめちゃ怖いです。
その治療方針を進めていくうえで、世界的にも有名な自己理解診断ツールのストレングスファインダーで、自分が得意な「収集心」を使って、データをたくさん集めてその上で決めるってことをしたんですが、これ以上、自分の選択に自信を持ってできないっていう状態で選べたんですよね。


この治療方針でいくんだっていう自信、メンタルを保ちつつ治療できました。

医者にこれをもっと聞いといた方がいいじゃないかみたいな葛藤が何回かあったんですが、収集心を活かすために、今知りたい事は全部聞くようにしました。

もしそのときに収集心のことをあんまり意識してなかったら、ちょっと疑問なことがあっても聞かずに自信ない状態で進めてたかもしれないんですけど、収集心が強いから、その収集心をとにかく全力で使っていくっていう発想になって医者ともたくさん話すことができました。

自分の強みを活かして進めていくことは入院生活を上手く成功させた上で、重要な発見でした。

執着を手放す練習

年をとったらできないことは増えていきます。

できていたことができなくなることは落ち込みますよね。メンタル的に落ちないために、ただ過去の栄光にいつまでもしがみつくべきではないですし、執着を手放す必要があります。

人は苦労や辛いことというのは結構忘れるもので、今できることに比べてできる・できないで考えがちです。

手放せば新しいものがなにか入ってくるという切り替えがあれば乗り越えられます。


たとえば仕事に関していえば、両目が見えなくなっても、今のパソコン仕事のやり方は根本的にやり方を変えないといけませんが、仕事ができなくなるという不安はほとんどなくなりました。

なぜならこれまで知識や経験にたくさん投資してきたから、これを話せばお金になると思えたからです。

また両目が見えない、片耳難聴というハンディキャップは世の中的にはマイナスになりますが、一方でオンリーワンとしてはぶっちぎりのナンバーワンで、誰も真似ができないからその価値をいかに伝えられるのかというところがポイントになると思えたほどです。

重篤な病気になったことで、その予行演習を先駆けてやらせてもらいました。
長期的に考えたら、今このタイミングで自己免疫疾患と向き合えた事はとても良かった。
ありがとう。

自分だけでなく、大事な人がもし病気になったらどうしたらいいのかもわかった
自信を持って決めることが人生を後悔しない生き方だと気付けたので、今後、病気になったとしても、それが怖くなくなりました。

もし、2人に1人がなるとも言われてるがんになっても向き合う自信までできた気がします。

入院は検査がひたすら痛かったり確かに辛かったですが許容範囲で、どっちかと言うと自己免疫異常で時々起こる熱で39度3週間出てる方が辛いくらいです。

今回の入院以上に痛い経験をしてきたから、これまでの経験が痛みのマックスなんだと考えたら乗りきれます。



いつでも死ぬ準備ができたと言ったらネガティブに聞こえてしまいがちですが、誰にでも死は訪れる以上、この準備があるのかないのかで、人生最後になったときに後悔をしないことを確信できるので、人生の充実度が一気に変わった気持ちになりました。



自分が経験したことで、大事な人がもし病気になったらどうしたらいいのか、大事な人を守る力も手に入れました。

2019年に滞在したアーユルヴェーダの学びも含めて、



メンタル的にも知識的にも、5年間かけて予防をしておいて本当に良かったです。

予防というと一般的には病気にかからないようにのイメージが強いですが、僕が思う予防は知識、メンタル、自己理解、なども含みます。

もしこれらを学んでなかったら、なぜ自分はこんな目に合うんだ、両目が見えなくなったら仕事は変えなきゃいけない、一人では外にも出れない、大好きなスポーツもできない、もう何もできないと自暴自棄になり、できないことばかりにフォーカスしてたでしょう。

病院での治療方針も疑問点ばかり、自分へもお医者さんへも、誰も信じられない疑心暗鬼になる最悪なループに入っていたでしょう。

今回の病気は、5年前に右目が見えなくなってから勉強し続けて、強制的に実践を求められた神様からのギフトみたいなもので、これまで机上の空論だったものを実践でやらせてくれる機会となりました。



P.S
実践して思ったのは、実際に自分自身で体験せずに診察する立場だけの医者だと、本当の意味で一流の医者になるのは難しいということです。
医者としての知識と、死にそうになる経験から這い上がった経験、この両方を兼ね備えている医者こそが本物の医者なんだなと。



イギリスでの入院経験でたくさんのことを学んだこと、いざ両目が見えなくなったときにどうしようと準備してきたことが活きて、またいつ同じようなことが起こるとも限らないので、その集大成としても、限りある時間の中でできるプロジェクトをスタートしました。