今年ほど無事に誕生日を迎えれてホッとしたことはなかった1年で、人生観も大きく変わりました。これまでで一番のターニングポイントだったかもしれません。

何があったのか、簡単に近況報告も書きます。

◯メンタルフルネス
以前から病気(自己免疫疾患のベーチェット病によるぶどう膜炎)で失明していた右目に加えて、今年2月にも同じように左目も見えなくなり両目が一度見えなくなりました。病院の中では車椅子で運ばれたのも人生で初めてです。

車椅子って怪我とか体の障害がある人をサポートするイメージだったので、目が見えなくなる場合にも使われるのかと新しい発見でした。

5年前にも持病の目が見えなくなる病気が右目にきて入院や薬で健闘するも再発を繰り返してそのまま視力を失いましたが、今回、左目は奇跡的に回復。

右目の視力がなくなったときと比べて、何が原因で回復したのかは要因が多すぎて正直わかりません。

これから原因追求もしていきますが、一つとかではなく、いくつかものことが重なって助かったんだと思います。

ホリスティック合宿
アーユルヴェーダリトリート合宿
死生観の学び
パートナー、友人のサポート
医者とのシナジー効果
薬の効果

などなど。体と心の両方が万全の体制でないと、治らないので、今回はうまく噛み合ったんだと思います。

ここ数日で体の調子もようやく戻ってきたんですが、先月の6月は、両目が見えなくなった入院で使った薬の副作用なのか、ほぼ体調不良で寝込んでて、なにもできなかったくらいでした。

もうしばらくは薬を使いたくないですね。

体調不良になると、目の病気が再発しやすいので、せっかく戻ってきた片目の視力がまた悪くなる恐怖にビクビクおびえながらも、毎朝目が覚めると、ちゃんと見えてるかなとドキドキして起きてました。

そんな状態だったのでメンタルが不安定だったんですが、なんとか乗り越えれたので、いざなにかあったときの心構えや乗り越え方について、一段とメンタルは強くなった気がします。

悲壮感満載とかそういう意味じゃなくて、現実から目をそらし続けて、いざなったときに落ち込むよりもリスクとしてあらかじめ考えておいた方がいいんじゃないかなという発想です。

同じ病気の人をtwitterで情報収集して見るんですが、全身性の病気なので、一人ひとり症状が違って僕よりはるかに大変そうで、特に副作用で薬漬け、体がボロボロになってる人を見ると、目をおおいたくなるほどです。

大変なことも多いですが、関西人のもったいない精神で経験全てがネタになると考えたら、あのときに比べれば大したことないなと考えられるようになったことが人生のターニングポイントです。

これまでは中学生で寮生活をはじめたての最初の1週間が超ホームシックで一番辛かったですが、それを超えましたね。

再発は5年くらい気をつけないといけないみたいで、今年1年は気をつけつつ、目が見える状態を維持したいところです。


病気のことはこの記事でも詳しくまとめました。


◯イギリスでの暮らしと今後
色々ありつつもイギリスも2年と半年ほど経って、楽しく暮らしてます。

イギリスの中でも住んでるレスターだけロックダウンがまだ続いていてて、英語の授業がオンラインになったり、外でもなかなか人に会えない日々が続いて、学校やカフェやパブに行って直接話したりできないのがつらいですが、代わりにオンラインで集まったりと色んな国の友人と話せるのでいつも新鮮で、全く飽きません。

今年11月にまたビザの更新があるのですが、あと3年はイギリスにいるつもりです。

No1よりOnly1を目指して、色んな経験で価値観を広げるのが自分なりの人生の醍醐味なので、コロナがいつ解決するのかわかりませんが、コロナのことが終わったらまた新しいことに色々と挑戦していきます。

まずは今できることとして、ビジネスよりも大事なライフワークとも呼べる一生取り組むプロジェクトも始めました。