記憶の定着率はどうなったのか
情報収集力で毎日4時間だけ、好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きなことを仕事にして、自分も周りも幸せになる「好き4」を手に入れるオンラインサロンを運営しています。
2020年の上半期にオンラインサロンのまとめとして、基礎的なことについての定着率をどれだけ上げることができるのかが勝負だという話をしました。
個人のエンパワメントをすることがサロンのミッションで、本質や基本となるものをいかに覚えておくのかが大事だということです。
英語でもそうですが、基本的な英単語は必ず覚えておかないといけません。それと同じでビジネスも必ず基礎となる考え方や言葉を覚えておく必要があるんですね。
それを覚えておくと土台が整って、より速くスキルを習得することができるようになります。
無駄なものは一切なくして必要なもののみを覚えてもらうようにしました。
良い形で進んでた部分もあったのですが、問題もいくつか起こりました。
基礎となる考え方や言葉を覚えるために、参考書で使われるような問題形式を採用したのですが、その問題の作り方がとても難しく、もう少し作りやすくなったら、また取り組もうといった形で今は停止しています。
科目はコピーライティング、マーケティングといった売上に直結するスキルから作っています。
モノグサという、暗記× AIとこれまでにありそうでなかった新しいアプリを使うことで、記憶力の効率を上げていました。
モノグサの使い心地
メンバーにも色々と試してもらい、その使用感をいただいたのでそれもシェアしておきます。
コピーライティング以外に暗記の代表でもある英語も感想をいただきました。
モノグサ全体の使用感、気に入っています。楽しさは特にないですが、やらなきゃという感覚は結構強いので、遅れても進んでいます。一つ目のコピーライティングは、順調に、わかりやすく頭に入ってきました。二つ目のコピーライティングの出題の内容がかなり長いのと、リンクがしなくて覚えにくいです。たまに最後まで問題が見ることができないものがあります。そのため、問題も覚えなきゃいけないので、そこは改善していただけたら嬉しいです。英語の方は比較的順調にきてます。こちらは強迫観念にかられてやってます笑遅れると次の日が怖いですから…短期的にやったことで、英単語を覚えることに慣れたのか、19日目くらいから、リピート回数が減りました。集中的にやったことで、逆にダラダラせず覚えやすかったです。
・成果を感じるのはいつからですか1週間くらい・自分でも問題を作ってみたいですか。そうですね、やってみたいと思いました。・他のサロンメンバーにもオススメできるかどうかオススメできます。毎日少しずつやることで、頭の中に刷り込まれていくのが実感できるから。また、隙間時間にサクッとできるのが良い。◯点数で教えてください(10段階中10点が最高で5点が平均の人) ・問題を解いていての楽しさはどれくらいですか。暗記は自然とできるのが実感できたのですが、楽しさと言う点では問題がわからないことが少なからずありましたので3〜4点
まとめると、そこまで楽しいわけでは無いですが、強制的に学ぶ環境が用意され、記憶力アップにもつながるオススメツールとなります。
ただし、問題を作るのが難しく、何を覚えさせたいのかの細分化、モノグサはいろんな形式の問題が作れるのですが、穴埋め、選択式のみで作るのがオススメです。
理想の退会や卒業を考える
少人数制の有料コミュニティーを運営していると、絶対にぶち当たる問題としてあるのが、メンバーが最後、どのように退会や卒業をするのが理想的なのかです。
少人数制なので、メンバーとのつながりが深く送り出し方の良し悪しが大人数制のサロンと違ってい重要だからです。
提供しているサービスは大人の教育で、本来教育というのは目に見えずに長期的なもので、だからすぐに結果が出ずに見切りをつけて辞めていく人が多いのは、もったいないです。途中で見切りをつけて辞めていくのは、少人数制サロンを運営してて一番避けたいところでもあります。
サロンでは、情報収集術を身に付けることで、自分でこれから困難にぶち当たっても解決していける自立人間を育てたいと思っています。
コンテンツをアップデートすればするほど、すぐに自立して卒業していくのがジレンマでもあり悩みでもありますが、これはこれで嬉しい悲鳴なので、コンテンツのレベルをもっと上げていきます。
ここまでくればあとはひとり立ちしていくだろうなという、理想の退会や卒業をあらかじめ予想することができれば、もし退会や卒業をしていくにしても、それは僕も応援という形で気持ちよく送り出していけます。
ここまでくればあとはひとり立ちしていくだろうなという、理想の退会や卒業をあらかじめ予想することができれば、もし退会や卒業をしていくにしても、それは僕も応援という形で気持ちよく送り出していけます。
悲しいですが、本来、教育とは、離れていくものだと思うのです。
オンライン懇親会のアップデート
Google検索では出てこない自己理解や他者理解につながる内容にしています。
今年は自分自身の自己分析をたくさん進めたのですが、その中でも、
コミュニティーを特に大事にする資質がある
と、今の少人数制のオンラインサロン、コミュニティは自分にとってはかなり天職だということに気付き、これからも求められる限りは続けていきたいと思います。
今年はコロナで影響を受けた部分もありましたが、人数が減ったからこそ、より濃い交流をすることもできました。
オンライン懇親会では、去年まではテーマを決めずに雑談する形だったのですが、今年はテーマを決めて交流することにしました。
そして半年経った頃、Google検索では出てこない自己理解、他者理解をテーマに毎月素材をピックアップして、そのテーマをもとに交流することをするようにしました。
これまで懇親会を何をすればいいのかわからないといったことが少しあったり、一人でも参加しやすいようにするにはどうしたらいいのかといったことが少し引っかかっていましたが、今のところ、自己理解のテーマ付き懇親会が1番の解決策になりそうです。
なぜかと言うと、人は誰しもが1番自分に興味があるのでこのテーマで懇親会をすることで、新しい人でも参加しやすく、毎回参加している人でも、自分のことをもっと掘り下げることができるので充実した時間を過ごすことができます。
自分のことを1つ知るだけでも、それをきっかけに人生が大きく変わることもあります。
自分の向いているものがわかれば、それをどんどん進めていって、その才能が開花して成果を出していく、そんな人をたくさん見てきました。
僕自身も、体系化が得意といった事は、最近まではわからなかったのですが、体系化が得意ということを自覚してからは仕事のやり方も変わってきました。
具体的にどんなテーマにしてるのかについてたとえば、上手くいく人といかない人の決定的な違いは振り返りをしっかりしてるかどうか、というのは、もはやサロンでは言わずもがなで、今年最後のテーマは「1年の振り返り」、こちらを参考にアレンジしておこないました。
40人のビジネスパーソンが絶賛した「1年の振り返り」完全マニュアル
1on1の導入
サロンにはノーマルコースとプレミアコースがあるのですが、プレミアコースの方に1ヶ月に1度の1on1を取り入れました。
その目的は何かと言うと、
定期的に進捗チェックができるようになる
長期的な戦略も含めて、方向性が合っているのかを確認する
振り返りの機会を作れるようになる
この3つです。
今や何でも1人で調べられる時代ですが、方向性や振り返りの確認は1人ではなかなかできません。
コーチング的な意味合いもありこの1on1を取り入れていて好評です。
サロンコラム
今年もエンタメコラムとスキルアップのメインコラムと2種類のコラムで週に1度のコラムを書きました。1週間に1回以上のコラムを書くと情報過多になるのでこのペースにしています。
情報を集めまくる情報デブになるよりも、きちんと情報一つ一つと向き合って実践する方が圧倒的に身につきます。
エンタメコラムは、イギリスにいるからこそのリアルな情報、ただ今年はコロナで行動がかなり制限され、行動しないとネタ切れするため、他の国のニュースも入れたりといった新しいこともチャレンジしました。
メインコラムは、希少性、即効性、一生モノと三拍子揃った情報で、テーマはお金稼ぎに特化したコラムを書いたりもありましたが、基本的にはビジネス基礎でもあり本質でもあるビジネス7つ道具、
時間管理
ITリテラシー
スモールビジネス
マーケティング
コピーライティング
パブリックスピーキング
ロジカルシンキング
です。
結局、プロスポーツ選手でも業界の一流の人は基礎、基本、本質をどれだけ重要としているのかが大事なので、来年もブレることなく、このテーマで進めていきます。
変化させるところと一貫してやることはバランスよく取り入れています。
7つのスキルの中での具体的なテーマは、サロンメンバーが今一番求めてるであろうものにしています。これも少人数サロンだからこそできることです。
以前にも書いたことで、過去に西野さんやホリエモンのサロンに所属していたサロンメンバーにも聞いたのですが、有名どころのサロンは情報量が多すぎて、何が重要なのかわからず処理しきれずに退会したといった話もちらほら聞くので、このペースをずっと維持するようにしていきます。
退会者の声
オンラインサロンの運営も2017年2月からスタートして3年と半年を超えて、お金の関係でサロンを止められたり、あるいはもともと得ようとしていたスキルを得たからということで卒業される人もいらっしゃいますが、やめても報告してくれる人がたくさんいます。
その中の1つを紹介したいと思います。
上記にもあげた理想の退会・卒業がまさにこれなのかなと。
こういった声が有料の少人数制コミュニティ運営は辛いことも色々ありますが、もっとつづけよう、良いものにしようと励みになります。
井元さんと秘密部屋のサロンメンバーとの出会いは、私の人生の大きな転機であり、人生の宝物になりました。その出会いは2017年、TABI LABOの記事を読んだことがきっかけでした。「自分の望む生き方をしたい」と強く願っていたけども、どうして良いか具体的にわからない。もんもんとしていたそんな時でした。この世界にはたくさんの情報が溢れていて、それを自分の特性と組み合わせながら活かせば、大きな力になる。だけど、大学生まで携帯も持たず、本や人との世界だけで生きていた私には、その扱い方、活かし方を知りません。秘密部屋では、『情報の扱い方、組み合わせ方、自分との掛け合わせ方』を初歩から学ぶことができました。分からない時も、井元さんや皆さんが丁寧に教えてくれ、質問が苦手な私でもとても聞きやすい環境でした。また、それぞれの意思を持ってサロンに属するメンバーと定期的にバディを組むことで、自分の知らなかった世界を知り、私の引き出しもどんどん増えていきました。「自分自身の特性」と掛け合わせる情報のカテゴリーが増え、発想がより豊かになりました。特に、もともと好きだったアーユルヴェーダなど、予防医学への知識と、広報パーソンとしての情報の幅、在り方、クリエイティビティはかなり成長したと思います。その成長が周囲にも伝わったのか、どこでその情報を手に入れるのか?なぜその発想ができるのか?と聞かれたり、上司や他の広報からのアドバイスを求められることが増えていきました。そして生きる力についても、自分自身が何を求めて生きているのか、何が得意なのか、何が好きなのか、1番身近でわかりにくい自分のことを見つめ直し、人生を創っていく力を養えたと思います。このサロンでは、情報を扱う基礎応用はみんな同じように学べるけれど、得られる情報や井元さん・サロンメンバーとの関わりの中でやりとりする情報をいかにして自分が吸収するか、「自分の在り方」次第で、多用な成長を遂げることができます。様々な生き様がみられるサロンなので、ここを訪れる人はその多様性に触れて、新たな自分の可能性を発掘できると確信しています。私と同じようにもし、「自分の望む生き方をしたい」と強く願っているけれど、どうして良いか具体的にわからない。という人がいたならば、1歩勇気をだして、体験してほしい場所です。これからも、井元さんとサロンメンバーが、さらに望む道を開いていくことを心から楽しみにしております。そして、私もここで得たものと一緒に成長し続けます。
以下は、コロナに関しても役立ててもらえた声で、情報収集術が誰かを救ってたかもしれないとなると、本当に教えててよかったなと、とても嬉しい気持ちになりました。
少し長文になってしまいましたが、以下、ご確認いただければと思います。まず、新型コロナ対応で役に立っています。私の場合、訪問看護の仕事の為、訪問する患者さんは8割以上は高齢者や基礎疾患のある患者さん、つまり、コロナ感染すれば直ちに死のリスクを負う方達です。今回の新型コロナに対する現場対応については、国(厚生労働省)から具体的な対応基準や指示は出ず、マスクや消毒、ソーシャルディスタンス、換気等、一般的な対応指針が示されるに留まりました。しかし、訪問看護の現場においては、業務の性質上、上記を徹底して遂行する事は難しく、結果、自分たちで手探りでコロナ対応を考えざるを得ません。また、当初はドクター達ですら、熱いお湯でうがいをすれば菌は死ぬ、マスクをしても意味がない、などの話を患者さんにしていて、エビデンスのない話がまことしやかに飛び交う状況、何を信じてよいかわからない事態でした。そんな中で、井元さんに教わった情報収集術が大変役に立ちました。具体的には、ブログやnote、Twitterなどで情報発信している他の看護ステーションの事例を参考に、全国どこのステーションでもこの程度はやっている、という最低限のラインを確認する事ができました。また、失敗事例を知る事ができたのも有用でした。加えて、実際にコロナ対応をしているドクターの情報発信なども参考にし、看護師の負担や患者さんの反応を見て、現場対応を固めていく事ができました。RSSにて、他にも看護関連や医療系メディアのホームページから一元的に情報取得し、日々動向を確認できたのも大きかったです。そして、動画ビジネスの方でも、最新技術やリテラシー養生に役に立っています。ナレーション関連でも主にTwitterですが、nozzleの活用で、情報量が圧倒的に増え、色んなご縁に繋がりました。あと、井元さんの教えてもらったVivaldiが視認性もよく色んなサイトを一元管理するのにすごく便利でした!
2021年からのサロンの方向性はキュレーション×応援×プロセスエコノミー
暗記アプリのものぐさの使いやすさの機能もさらにバワーアップするでしょうし、今年は病気で時間があまり使えなかったので思ったように進めなかったのですが、引き続き基礎としての記憶をいかに定着してもらうのかを進めていきます。
情報収集術のほかにマーケティングやコピーライティングといった売り上げに直結したスキルをまずは完成させる予定です。
あとはサロンの文化として応援制度も取り入れていきます。
毎月応援するメンバーを1人決めて月に2回、エールを送るコラムを書きコメント欄ではその人の応援をすること、最近話題のプロセスエコノミーも取り入れます。
応援するプロセスで成長していく様子を価値として提供していければと考えています。
応援するプロセスで成長していく様子を価値として提供していければと考えています。
具体的にはこれまで、過去のサロンコラムはSランクレベルのみの厳選した内容で、内部だけのもの、あるいは1本につき2000円でnoteにて有料販売してましたが、徐々に無料開放していきます。
1.有料販売してたコラムを無料で読めるようになる。
2.サロンメンバーには、応援する・されるの関係を作れる場所を提供することでどんなプロセスで成長していけるのかをリアルタイムで確認できるストーリーを提供。
自分が前に出るのは好きじゃないけど、応援するのは好きというのも世の中には結構いて、その場を作ります。
3.さらに、これまでのサロンメンバーにはさらに飛躍できるように、3年10ヶ月サロンを運営して150本以上のコラムがありますが、その人に一番合ってる情報をキュレーションして提供。結局、情報がたくさんある中で、どれが一番今の自分にあってるのかをキュレーションしてくれる価値はとても高いので、そこを提供していきます。
トレーニングやこれまでのサロンコラムは膨大すぎる量のため、使いこなすアドバイスが必要で、自己理解ツールのストレングスファインダーもそうですが、やって終わりではなく、そこからどうやって使いこなしていくのかといったところが大事です。
サロンメンバー以外、サロンメンバー、古参のサロンメンバーと三方良しのWinWinWinを実現できればと企画してます。
WinWinWinを実現するため、応援文化、キュレーション、プロセスエコノミーをサロンでは取り入れていくことにしました。
この実験結果もまた結果が出たらシェアしますね。