3年で色んな英語勉強法を試しました
イギリス生活も2020年の12月で3年が終わり、4年目になりました。 イギリスに来る前からある程度は英語を話せるものの、リスニングが苦手で、イギリス英語のアクセントにもとても苦労していました。

今でもリスニングは苦労することがたくさんあったり、ネイティブ英語の表現の仕方で初めて見るものもまだまだあって落胆する日々で、日々英語を勉強しないといけないとモチベーションを刺激されます。

それでもイギリスに住んでいるので、本当に少しずつのスピードではありますが成長もしています。

一刻も早く英語を上達させたい思いで、いろんな勉強方法を試して、特に良かったものを紹介していきたいと思います。実践でやったものばかりなので、役立つはずです。

日本で基本は身につけるべき
そもそも英語の勉強は意外かもしれませんが、個人的に海外に来てからの方が少なくなっているように思います。というのも机で勉強するよりも現地にいる人と話した方が英語に触れる機会も多く、机で勉強することに身が入らないからです。

他の人の勉強法も見ていると日本で文法や単語といったものはある程度身につけてから海外に行った方がいいというのはよく出ていて、僕も実際にそう思います。英語を身につけるにあたって最低限の文法や単語は机で勉強しとかないと、なかなか伸びません。

海外に何年住んでも英語が話せない人は、このパターンの人が多いと分析してます。ちなみに海外に何年住んでたら自然に話せるようになるというのは幻想でした。英語を話せる人は少なからず何かしらの努力をしています。

英語に強制的に触れる機会を持つ
近くに大学があって、そこで英語の授業を受けることができるので、授業としては週に1度しかないのですが、モチベーションを継続的に与えてくれるという意味でとても重宝しています。

英語をマスターしに通っているというよりかは英語を使う機会だったりとかあるいはネイティブの英語に触れたり、どういった課題があるのかを見つけにいくために授業に通っている形です。

復習は自分でしなければいけないので、一度学んだことをアウトプットできる場としてランゲージエクスチェンジもしています。

コロナが起きるまでは日本語を教えるボランティアに参加させてもらって、現地の大学生と話したりしていましたが、コロナが起きてからはそのボランティアも機会がなくなってしまったので、今は1対1でネイティブの人とランゲージエクスチェンジ( Language Exchange )をしています。

中級者と上級者の違いで、一番大きなところは、同じことを言うにしても、どれだけ表現の幅があるのかでした。

日本語でもそうですが、同じ内容を伝えるにしても、表現の幅が広がる方が日本語が上手く使えるということになりますよね。 

イギリスに来てからしばらくは、別に一つの表現を知っているだけでも伝えられるからいいじゃんと思っていたのですが、英語でのニュースやYouTube、 ドラマなどを見てると、同じように伝えるものでも表現を複数知っておかない、理解できないことが多いことがわかりました。

そういった意味で、自分で作った英作文をネイティブに添削してもらった方がいいです。自分が知らない表現を教えてくれるので。

英語が第二言語同士での添削だと新しい表現を習得しづらいです。

だからこそランゲージエクスチェンジでネイティブの人と英語で話したり、日本語を英語で教えたりすることはオススメです。

これまで、Language Exchangeのイメージは日本語を教える時間がもったいない、それよりも英語に触れる機会を増やしたほうがいいと思っていたのですが、日本語を教えることを通して日本語をより詳しく知ったり、日本のことをもっと好きになりまし、日本語を英語で説明するのはかなり高度なことなので、Language Exchangeはイギリスに来てからその効果を知りました。

ランゲージエクスチェンジは相手がいることなので、迷惑をかけないように自分も勉強する時間を必ず取らないといけません。

いろんな勉強方法をしてきた中で単語を覚えたりは自分一人だけで完結するものでだからこそ、サボりやすいというデメリットもあります。

英単語を素早く覚えられるmikanというアプリを使っていたのですが、結局あまり続かずに時間が経ったらまた再開するみたいになっていました。

好きこそものの上手なかれ
もうひとつ効果があったのは Netflixで映画やドラマを見まくるということです。英語ものも勿論ですが、最近は英語字幕で韓国ドラマを見ています。

英語字幕で見ることでネイティブレベルの読解力を身につけなければならず、それが読解力アップにもつながってきます。

最初は大ヒットシリーズのFriendsからはじまり、わからないながらも徐々に慣れて、読解スピードはかなり上がったと思います。

なによりドラマや映画は楽しいので、わからなくても続けられます。知らない間に上達してるのが理想で、ドラマや映画はまさにうってつけです。

あえて日本語→英語で書く
日本語で書いたブログを自分で英語に翻訳して書くのもおすすめです。 基本的には英語は英語で考えて英語で書くのが良いのですが、英語での表現が少ない場合はそれ以上言い回しが増えないので、日本語から英語に翻訳をする方が英語の表現の幅が広がります。

僕がやってるのはDeepLを使って日本語のものをまずは英語に翻訳していきます。DeepLはとても優れてるので、自分が知らない表現の仕方を出してくれます。

もちろん間違えてる部分はあるので、自分である程度の文法がないとどこが間違えてるのか分かりませんが、知らない表現をたくさん学ぶことができます。

つまり表現の幅を広げるために日本語のものを英語に翻訳をかけてブログを書くのです。

ブログではなくてもTwitterでもいいです。Twitterで書いた日本語を英語に直していくというだけでも英語の表現の幅が広がります。

他には2月にイギリスで入院をしたのですが、その時に絶対に英語を使わなきゃいけない、しかも切迫した中での英語だったので緊急性の高いことをすることは英語の上達をグッと高めます。実際に人生で一番英語漬けで伸びた時間でした。

緊急性のあるものを取り入れるのはレベルアップする一つのやり方です。仕事で英語を使うなどもいいですね。

来年は1月に英語の仕事で、ドイツ、エストニア、日本人からなる青年のミーティングで0からアイデアを出しプロジェクトを進めるモデレーターをすることが決まり、かなりのプレッシャーもあるのですが、英語の仕事を一つ引き受けることで中級者から上級者へのレベルアップを目指していきます。
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結局、自分の勉強方法を探すことにつきる
英語の勉強方法というのは本当にたくさんあります。 特に僕が苦労したのはシャドーイングをしましょうといった話です。

シャドーイングは確かに有効かもしれませんが、勉強方法としては自分的にはとてもつまらないもので、ほとんど続いたことがありませんでした。

それよりもドラマや映画を見て英語脳を鍛える、あるいは自分で作った英語プレゼンを何度も音読するなどが自分には合っていました。たまにイギリス英語のモノマネで遊んだりもしてますが、これも意外といいです笑

何でもそうですが、自分に合ったものを見つけていかないといけません。もしかしたら人によっては、好きな俳優や女優が話している英語だけで上達するといったこともありますし、海外で日本語を学んで日本語が上手な外国人はアニメから日本語を学んでる人も多いです。

英語の勉強方法に迷っていた時はシャドーイングを絶対にしないといけないといったある種の洗脳があったので、別にそれにこだわらなくていいんだと思えたことはイギリスで英語を勉強しながら気付いたことでもありました。

性格も関係していて、僕は責任感が強いタイプなので他の人がいるとやらなきゃいけないという形で勉強にも取り組めるようになります。

だからこそ英語で仕事をしたりランゲージエクスチェンジをしたり大学に英語を学びに行ったりといったことがとても有効でした。

一方、自分一人でYouTubeで学ぶ、単語を覚えるといったことはやったりやらなかったりあまり効率が良くなかったです。

1万時間費やせば誰でも上級者になれるという1万時間の法則がありますが、英語に関して言うと、英語は一度学んで忘れてしまうと、その時間がなかったことになると思っています。つまり絶対に復習をすることが欠かせないのです。記憶力のいい人は別ですが。

同じことを何度も復習する環境という条件があって初めて、1万時間やって上級者になれるのかなと、そんなことを最近は思います。

日本語もそうですが、語学は一生ものの勉強で、センスがいい人は半年で英語を身につけたりといった人もいますが、僕は語学の習得があまり得意な方ではないので、上級者への道を一歩ずつ歩んでいきます。