もうすぐオンラインサロンを運営して4年になります

今月で、オンラインサロンを運営して3年と11ヶ月になりました。

オンラインサロンは、もともと大手のDMMオンラインサロンを使っていたのですが、海外に移住したこともあったり、手数料の関係で自前のオンラインサロンへ途中から切り替えることになったのです。

オンラインサロンを開設して9ヶ月経った頃に、オンラインサロンのシステムを提供してるDMMさんから聞いたんですが、有名人でもないのに、継続して40人以上の有料コミュニティを運営し続けれる人は、なかなかいないそうです。

実は最初サロンを開設するときに、この人、有名でもないのにサロンに集客できるのかな。。。という疑いの目をかけられてたのですが(そんな気がしただけかもしれません笑)、また別の新しいサロンを開設する、と言ったら安心してもらえるようにまでなりました。結局、新しいサロンは時間の関係で開設しなかったのですが。
 
これもメンバーのみなさんが継続してくれてるおかげで、本当にありがたいです。
 
サロン運営者なのに意外と思われるもしれませんが、僕はもともと、前に出てコミュニティを統率するような性格ではありません。会ったことがある人はわかると思いますが、集まりとかになると実は結構ゆるいんです。
 
仕事はしっかりやりますが、コミュニティに関しては、小学校でいう「班の副班長ポジション」が一番向いてます。後ろから見守る感じ。特に何もツッコまないし、ゆる〜く提案したりはしますが、マイペースです。
 
有名人でもない、リーダー気質でもない、そんな僕でもできる、有料のコミュニティ運営を継続、そしてリーダーになるポイントを今回まとめました。有名人でもない、リーダー気質でもないというところがポイントで、結局コミュニティ運営はリーダー気質だったり、インフルエンサーじゃないとできないんじゃないかと思ってる人へ、希望の光をあてたいです。
 
これは今後、有料で提供するサービスの1つになってくるのですが、特別に4つのポイントを公開します。後半ではコミュニティ運営は、その年の流れにも合わせて進化させていく必要があるので、2020年に学んだコミュニティ運営についても3つ解説します。
 
コミュニティ運営は、AIが色んな仕事を奪っていく中でも、人のつながりという、最後の方まで残ってずっと使えるスキルなので、ぜひ身につけてください。

特に個で活躍するフリーランスにこそオススメしたいです。

オンラインサロンを運営する4つのポイント

以下のポイントをコミュニティに取り入れることで、継続した有料コミュニティを運営できるはずです。
 
1.バディ制度について
僕はもともと大人数の飲み会いや、集まりがあまり得意なタイプではありません。というか嫌いなくらいです。
 
それよりも少人数で、その人のパーソナルストーリーを聞くほうが好きです。深い話をする方が好きです。
 
人数が多くなると、どうしても話せない人が出たり、ジャイアンみたいな一人だけ空気を読まずに話しまくる人や、うわべだけの会話になってしまうので、少人数で何かをするというのが好きなんです。
 
もともとそういった性格なんですが、1対1で話すのはまた全然違います。
 
今、スマホやSNSが発達して1対1で話す機会というのはなかなかありません。でもパーソナルストーリーを聞くのに、実は1対1が一番良かったりするんですよね。
 
これから求められる力は1対1のコミュニケーションだと思っています。
1対1になるとその人の本来の良さが出てきたりだとか、1対1で話すのが苦手という人が意外といます。
 
実はなかなか1対1で話す機会というのはないので、自分でその力を鍛える時間はあまり取れないんです。SNSとかない時代だと直接話すしかなかったんですが、今だと大事な用事もLineで済ませたりしてしまいますよね。
 
パーソナルストーリーを聞くのが好きなのもあって、ラッキーなことにもともと、1対1が得意です。
 
バディ制度のアイデアはもともと、海猿というドラマで1対1のパートナーを組んで、ミッションをクリアしていくのを見て、これはいつか取り入れたいなと温めていたものを取り入れました。
 
今、本当に求められている力だなと感じたからです。
 
1対1が1番必要な場面は、パートナーシップです。
 
人生100年時代、楽しく生き抜くには必ずパートナーが必要で、1対1のコミュニケーション能力が必要になってきます。
 
そういった意味でも、バディ制度はオンラインサロンに絶対取り入れようと思って、取り入れました。
 
とはいってもバディが苦手だという人もいるので、2人ではなく3人以上となるグループ制度は、後から追加した次第です。
 
グループは他のサロンを見てもやってるところが多いんですが、僕の中ではやはりバディ、1対1のコミュニケーション力をもっと鍛えてほしいという思いがあります。グループだと責任とか発言が分散しちゃうので、逃げることが簡単にできちゃうんですよね。
 
 
 
2.出番型リーダーシップ
次のポイントとしては、自分が得意なこと好きなことは前に出るということです。
 
自分が得意なこと好きなことは何かあると思うんですが、それに関して全然詳しくない人がでしゃばって話をし始めると、ムカッと思ったりしませんか。
 
これがリーダーシップの始まりなんです。
 
僕だったらこういうふうに、もっと良いこと言えるのにな、って思えるようなことです。
 
僕は情報収集術に関して、全然詳しくもない他の人が出しゃばってくると、ちょっとムカっとするんですね。
 
そういったところだけ前に出て、そのコミュニティーを引っ張る。これが普段、前に出ない人でもリーダーになれる秘訣です。出番型リーダーシップと言います。
 
みんながみんな、リーダーになる必要はないですし、どうしてもリーダーには向き不向きあります。でも、自分が得意なこと好きなことに関しては、感情のうずきを感じれば前に出て欲しいんですよね。
 
僕がリーダーをやるのは嫌いだって言うのを聞くと、びっくりすると思うんですが、本当にリーダーをするのは嫌いなんです。副リーダーが好きです。サポートするのが好きなんです。
 
自分に合った場所でリーダーを発揮しましょう。
 
 
 
3.圧倒的に役立つモノを提供する
自分が得意なこと好きなことではあれば、いくらでも提供するものってあると思うんです。得意なこと、好きなことって話出すと、止まらないですよね。そのことになると、人が変わったりする人もいるくらいです。こういう人ほど、有料コミュニティを運営するのに向いてます。
 
提供するものが途切れない、つまりいくらでも提供ができるんです。僕の場合だと、通常日本トップクラスのスキルシェアココナラでは、9万円で売ってる情報収集術が、サロンに入ると無料で全部見れちゃうようにしています。サロンに1ヶ月だけ入って、コピペされて自分のものにされるような悪用されるリスクがあるにも関わらず公開しています。でも、そんなリスクを犯してでもまだまだネタは尽きないほどあるので、もし悪用する人がいたとしても、真似されてサービスが売れなくなったなんてことはないので、公開してる次第です。
  
本当に価値があるなって思ったものを提供すると、何が起こるかというと、このサロンから抜けないでおこうという心理が働くんですね。そこで価値が感じられない人には合ってなかったということで、それはもちろん相性があるので、しょうがないのですが、自分だけでなく人にとってもこれは、価値が絶対的にあるんだというものを提供することが大事です。
 
 
 
4.ジャンルは絞って、コピーライティングスキルを使ってサービス説明に反映させる
僕のサロンのジャンルはかなりマニアックです。「秘密部屋」のテーマは「情報収集術」×「好き4」(1日4時間だけ、好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きなことを仕事にして、自分も周りも幸せになるライフスタイル)です。
 
他に真似する人はおそらくいません。大きすぎるパイ、たとえばビジネスに特化するサロンなどを狙うと、ホリエモンのサロンなど、有名人に負けてしまいます。
 
絞ってる分、DMMさんのサロントップページを見て、このサロンが一番おもしろそうだと来てくれる人が多いです。逆に、ターゲットでない人からすると、1mmも興味を持たないサロンになります。
 
絞った分、そのサロンでしか手にはいらない価値があるため、他のサロンに浮気しよう、といった考えがなくなります。
 
これを徹底的に、サロンの説明文に反映させることが大事です。ここで、ほとんどの人が陥る罠は、書いてる途中にやっぱりあれもこれもとターゲットを広げてしまうことです。意識していなければ、絶対にターゲットを広げてしまうので、本能と真逆を行くんだという気持ちで、絞ってください。
 
 
 
以上4つのポイントでした。

自分の得意なこと好きなことで、ぜひコミュニティを始めてみませんか?この4つのポイントさえ守れば、退会率も少なくコミュニティ運営をやっていけるはずです。

コミュニティ運営と聞くと、かなり難しいと思われるかもしれませんが、リーダーが苦手な僕でも、こうやって継続して運営することができてます。コミュニティが運営できるかどうかは、その考え方次第だと思うんです。
 
リーダーって聞いただけで、
 
えええ!
 
ってなる人がいるんですが、それは間違いです。
 
 
 
サロンメンバー1人1人が出番型リーダーシップを使って、リーダーになってもらえればと思います。
 
そのためにまずサロンのグループに入ったら、リーダーを名乗り出るとか、そのために、それぞれ好きなジャンルのバディorグループに入ってもらってます。
 
今、お金が信用に取って変わっていってる世の中ですが、どれだけ良いコミュニティを持っているのか、これも信用を表す1つです。
 
量(人数)だけじゃなくて、質(中身の濃さ)が必要になってきます。量だけであれば、他のコミュニティにお邪魔して混ぜてもらえばいい話だと思いますが、一人一人との対面信用は、他の人がお邪魔してきても、それは一朝一夕で築けるものではないので、僕は質重視のコミュニティーを作っています。
 
お金と同様に信用も大事だと言われていますが、僕は一人ひとりとの対面信用が重視される時代が来るとも思っています。キンコンの西野さんは有名人であるにも関わらず、対面信用を築いてるので、とても敵わないですね。
 


2020年版コミュニティの作り方

2020年はコロナもあってオンラインサロン・コミュニティがますます加速してますね。

ビジネス系Youtuberだけでなく芸能人もコミュニティ運営に参画してきています。

コミュニティ運営は難易度がかなり高く、大変な割にビジネスモデルとしてはあまり良くないと、やめていく人も多いです。

こう言うと、コミュニティ運営は避けようと思うかもですが、難易度が高いからこそ、普通のビジネスとどう違うのか、その違いを知ってれば普通のビジネスにも使えますし、知っておいて損はないです。

また生きていく上でコミュニティは欠かせません。家族もコミュニティの1つですし、学校、会社、住んでる場所の集まりもコミュニティです。

Facebookでもコミュニティは探せば山ほどありますし、コミュニティ運営のポイントがわかっていれば、コミュニティ運営をしている人のサポートもしてあげれます。

コミュニティ運営は集客も欠かせませんが、今回、集客については触れません。コミュニティへの集客は普通のビジネスとそこまで変わらないので、集客ができるようになってからの話をします。

またインフルエンサーではなく、ギラギラしない人、内向性高めの人向けのコミュニティの作り方です。

好き4関連でいうと、好き4(1日4時間だけ、好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きなことを仕事にして、自分も周りも幸せになるライフスタイル)を実現すると、怠けてしまうというデメリットがあります。旅行、自己投資、趣味、映画・ドラマ、Netflixなど、仕事時間以外も充実するため、好きなことを存分にやれて、心地良いからです。

人は追い込まれた状況だとがんばりますが、恵まれた状態だと、どうしても怠けてしまいます。この怠けてる状態を解決してくれるのが、いつもオススメしてるもくもく会や今回のコミュニティ運営です。

たとえば、二人に一人がガンになると言われてるこの時代に健康管理をしないことは早死したいですと言ってるようなもので、健康管理は緊急性がないので、自分ひとりではなかなかできず、コミュニティ運営をすることで一緒にがんばる仲間を作ることができます。

好き4を実現する道のりが見えてきたら、同時にぜひコミュニティ運営にも手を出してほしいと思います。

コミュニティ運営のノウハウはたくさんありますが、混乱してしまうので、特に大事な3つに絞りました。

コミュニティ運営の経験はサロンだと3年半、メンバー数は数人からスタートして70人近くまで、月額費用は初期だと6000円からスタートして価格も変えつつ15800円まで、
もうひとつは無料ですが、800人ほどいるイギリスレスターのコミュニティ運営、オーガナイザーをしてるので、それぞれの観点から参考になれば嬉しいです。

1.価値提供と退会率は一致しない
コミュニティは入会率が退会率を超えていれば、ずっと運営し続けることができるので、退会率はコミュニティ運営での重要な指標の一つです。

価値を提供すればするだけ、みんな喜んでくれて退会率も減らせる。そんな考えを持っていました。

実は価値を提供すればするほど退会率を下げれるわけではないのです。これは理解するまで予想外だったことで、普通のビジネスとの大きな違いでもあります。

基本的に、価値をどれだけ提供できるのかがビジネスでは大事ですが、コミュニティでは違います。

価値の提供も大事ですが、同時に考えないといけないのはコミュニティだとメンバー数がある程度いるので、一人ひとりにきめ細かく提供していると、いくら時間があってもたりません。

たとえばオンラインサロン秘密部屋で毎日付きっきりで一人ひとり、サロンメンバー全員のサポートをすれば退会率をほぼ0にできると思いますが、物理的に不可能です。

あるいは、サロンメンバーが全員同時に情報収集術トレーニングの添削を求めてきたら、僕は完全に詰んでしまいます。

つまり価値提供にも限界があり、違うやり方が必要になってくるわけで、じゃあどうするのか、それは

退会したら損をする設計になっているかどうか

です。

一見、価値を提供するのとどう違うのか、と思うかもしれません。

たとえばコミュニティではないですが、会員数がたくさんいる月額制のNetflixは見ない月もありますが(その月だけで見ると価値を受け取っていない)、退会までしてしまうと、見たかった新作がリリースされたら損してしまうかも、、、という心理が働きます。

使う月もあるけど、使わない月もある。でも退会したら損をするから退会しない、ということです。Amazonプライムもその要素が強いです。

先ほど言ったように価値を提供する意識が強すぎると、時間のリソースが足りなくなりますが、退会したら損をする設計であれば、限りある時間のリソースを食いつぶさずに済む方法がいくつかあるんです。

では、時間のリソースを使いすぎない、退会したら損をする設計はどうすればいいのかというと、

一人(独学)ではできずに他の人の助けを必要とするもの

です。

その中から5選を紹介します。
1.新しい知識や価値観を広げる
2.人間関係が広がる
3.強制環境とペースメーカーの存在
4.相談がいつでもできる
5.そのコミュニティにしかないものがある

これまで100以上の施策を試してきて、効果的だったのはこれらでした。

5種類を組み合わせてコミュニティ設計をしてもいいですし、全部提供できたらベストです。あとでも話す月額料金がどれくらいかにもよります。

オンラインサロン秘密部屋でそれぞれ代表的なものでいうと、
1.新しい知識や価値観を広げる
サロンコラム、GiveGive部屋

2.人間関係が広がる
オンライン懇親会

3.強制環境とペースメーカーの存在
自動行動システムを取り入れたグループ制度、プレミアコースはさらにワークの添削指導

4.相談がいつでもできる
Q&Aスレッド、リクエストコラム

5.そのコミュニティにしかないものがある
添削付きの情報収集術トレーニング、GiveGive部屋でのSランク情報、Evernoteにコラムと特典が蓄積されていく

コミュニティ運営初心者だと、最初はコミュニティメンバーみんなに満足してもらわないといけないと不安もあったりで、価値をたくさん提供しなきゃいけないんだと、コミュニティ運営に仕事時間のほとんどを費やしてしまい、大変すぎる割にその見返りが思った以上に全然ない、、、とやめていってしまうのです。

価値提供が基本ではありますが、価値提供に比例して退会率を下げれるわけではないことを強く意識する必要があります。



2.メンバーのマネジメント
これを理解するのもかなり時間がかかりました。何度も忘れてはそうだった!と思い出すこともあります。

コミュニティのメンバーには色んな人がいます。

そのため、それぞれ価値だと思うポイントが違って、色んなコンテンツを用意しておく必要がありますが、それと同時にコミュニティメンバーのマネジメントとして、メンバーは3種類のタイプに分かれると覚えておくことです。

その3種類とは、

1.見るだけの人(ロム専)
2.成長意欲のある人(コメントやイベント参加なども積極的にする)
3.期間限定でがんばる人(目的を達成したら卒業する)

過去の僕も含めてよくある失敗はロム専の人を無理やり動かそうとしてしまうことです。

コミュニティ運営というと盛り上がってた方がいいのかなと思いがちで、ロム専の人も動きましょう!としてしまいます。

いろいろ試してきた施策の中で、コスパの悪いモノでした。

施策の取捨選択が超大事です。

またロム専の人からしたら、ロム専が良いのに、という人もいる中で、動きましょう、というのはおせっかいです。

もちろん、ロム専の人も動かして盛り上げることはできなくはないですが、かなり労力が必要で、それよりも成長意欲のある人にもっと声がけして一緒にコミュニティ運営に協力してもらったり、盛り上げたもらった方がいいです。

学校も授業つまんねーと、ほとんどの人がただ聞いてるだけのロム専みたいな状態ですが、学校は人がたくさんいるので、その状態からわざわざやる気を出させようというコストをかけれるかというと、そこまでしてあげる必要は確かにないなと、今では思います。

逆にほとんどの人がロム専なので、そこで成長意欲を見せて積極的に質問するとか予習するとかをしてれば、先生が成長意欲のある人にだけは、特別扱いするかのように、力を入れて見てくれてたかもしれない、と今では思います。

僕も予習なんて全くしてない学生でした。

成長意欲を見せる人が少ないからこそ、先生も時間をかけてくれるはずです。特に大学の教授はプロフェッショナルなわけで、大学でやってなかったのは本当に損ですね。

誰かこの話をなんでもっと早く教えてくれなかったんだよ、って叫びたいです笑

もうひとつ、1年ほど前、新しい組織論にティール組織が流行っていました。

ティール組織とは一言でいうと、組織にいる全ての個人による視点で作り上げる組織モデルなのですが、ティール組織をサロンに導入しようとして、これは大変すぎると断念しました。

なぜかというと3種類のメンバーがいると言いましたが、ロム専と期間限定でがんばる人も含めてすべての人を支えるエネルギー、時間、労力が必要だからです。

コミュニティ運営ではなく、たとえばセミナーをする分には3種類の人がいるといったことは、考えなくていいです。

コミュニティ運営のように双方向ではなく、一方的にサービスを提供するだけだからです。

コミュニティ運営の方が、属性を深く理解しないといけないということです。

3種類のメンバーに応じたそれぞれへのマネジメントが大事です。



3.価格帯で全く違うコミュニティになる
オンラインサロンとは一口に言っても、

無料
500円~1000円
3000〜5000円
5000〜10000円
10000円以上

と色々あります。

価格帯によって、そのコミュニティへの見え方が変わってきます。

たとえばホリエモンのサロン(月額11000円)はサロン名に大学校と入っていて、大学を競合にしています。

国公立でも1年50-60万ほどかかるわけですから、月額にすると4~5万かかる大学に比べると、サロンの月額11000円は、4~5倍ほどの違いで破格に安いとなるわけです。

運営しようとするコミュニティの価格帯で競合はどこになるのか

競合がわかることで、どんなコンテンツをコミュニティで用意するのかが変わってきます。

先ほどあげたコンテンツ5選
1.新しい知識や価値観を広げる
2.人間関係が広がる
3.強制環境とペースメーカーの存在
4.相談がいつでもできる
5.そのコミュニティにしかないものがある

大学もこの5選は全て揃えています。

1.新しい知識や価値観を広げる
大学の講義、ゼミ

2.人間関係が広がる
サークル、部活

3.強制環境とペースメーカーの存在
ゼミ、講義で出る課題・期末テスト

4.相談がいつでもできる
担当教授

5.そのコミュニティにしかないものがある
施設、OBとのつながり、大卒資格

500円~1000円くらいのコミュニティだと5選の中の1つだけでも十分成り立ちます。

価格に応じて、コンテンツの内容を見直すと、コミュニティ運営に何が必要なのかが見えてきます。

コミュニティ運営をしてると、参考にするコミュニティをいくつか知っておく必要がありますが、同じ価格帯のコミュニティを参考にすべきです。

価値提供と退会率は一致しない
メンバーのマネジメント
価格帯で全く違うコミュニティになる

以上、2020年版、コミュニティ運営のコツを3つにまとめてみました。

前半は、
1.バディ制度について
2.出番型リーダーシップ
3.圧倒的に役立つモノを提供する
4.ジャンルは絞って、コピーライティングスキルを使ってサービス説明に反映させる

の4つ、

後半は

1.価値提供と退会率は一致しない
2.メンバーのマネジメント
3.価格帯で全く違うコミュニティになる

の3つの計7つを解説しました。

まだコミュニティを作っていない人は、ぜひ実践してみてくださいね。