3月に難病を寛解させるための一歩ということで、毎月、どんなことをして難病を寛解させるのかの報告をするという記事を書きました。



記事を書いたことで、難病を寛解させるための方法について、脳のアンテナが敏感になり、寛解ではなく、どうせなら完治を目指そうということで方向修正です。

今まだ難病で向き合ってる状態だからこそ、このプロセスを残すことに価値があるはず。

2020年にイギリスで両目が見えなくなり、入院をしてそこから毎日体調記録をつけてます。

難病は自分には関係ないからな、と思ってるそこのあなた!

健康は緊急になってからじゃ絶対に間に合わないですし、

仕事ばかりの人こそ後回しにすると絶対後悔するものです。

頑張ってる人ほど大病します。

もっと早くから健康について深い知識が学べる義務教育にしてほしいくらい。

僕は全く知識がなく、右目の視力を失いました

医者に任せれば大丈夫、と思ってる人ほど見直してほしい

そもそも医者に正確な情報を伝えることが必要なのですが、日頃の体調記録がないと体調不良でなにをしていたのかを洗い出せないので、原因が追求できない。

人の記録力はほんとにあてにならないもので、先週、なに食べたのかすら覚えてないですよね

もっと早くから毎日の体調を記録しておけばよかったと思ったことが何度あったことか。

ブログを読んでくれてる読者にはそんな思いをしてほしくない

また、こうやって宣言することが強制環境を生み、実現の後押しになります。

ということで、難病完治に向けて3,4,5,6月に何をしたのかを書いていきます。

難病チャレンジということで、なんチャレと名付けます。

3月
忘れもしませんが、イギリスに来て4年目、なんと初めて花粉症になりました。日本での花粉症がひどかったので、イギリスに来て花粉症とおさらばできたと喜んでいたのですが、4年目にしてついて花粉症になってしまいました。

しかも3月1日になると同時に始まり、4月終わり頃まで続きます。

花粉症になるということは免疫バランスが崩れてるので、ビタミンDを4000IU~16000IUで日の体調によって容量を変えつつ、毎日飲んでました。

ただ花粉症がひどすぎて、ほとんど効果がないくらい苦しかったです。(2021年後半にわかったことですが、花粉症は発症する前に対策しとかないといけません。)

ビタミン、ミネラル、タンパク質の摂取容量をあげたのもこの時期でした。

メガビタミンを意識して、マグネシウム、ビタミンE、ビタミンB群、ビタミンC、EAAなども取り始めました。

メガビタミンは藤川先生の本がわかりやすいです。




4月
EAAとビタミンCを摂るとよくお腹を壊してました。

そこでビタミンCの質についてあんまり良くないんじゃないかと違うビタミンCを試したりしていました。ビタミンCのアスコルビン酸を摂ると、お腹をすぐに壊すのですが、お腹に優しいリポソームタイプだとお腹を壊さないです。

リポスフェリックは親友に紹介してもらい、毎日朝晩で1つずつ飲むほどずっと愛用しています。


難病を寛解させることを情報発信しだしてから、友人に食に詳しい人を紹介してもらって、話しを聞かせてもらうことで、難病を寛解できそうな予想が立ちました。

その条件とは、

難病になる閾値を超えないようにする
予兆があるから早めの対策をする

ことです。

予兆はよくお腹を壊すので、腸にいいもので食の組み合わせを探すことを始めます。

組み合わせが無限にあるので、最適解を探すために記録と分析をスタート。

たた、食生活を変えるのは今までの常識や思い込みを外すのにかなり時間がかかります。

たとえば小さい頃から食べてきたご飯をやめるのは大変で、難病を寛解させるハードルというのは、

  • 高い情報リテラシー
  • 思い込みを外すこと
  • 習慣化
  • 誘惑に負けない
  • ストレスを抱えない
  • 仕事をしすぎない

など色んなスキルが必要で、並大抵のことではないと改めて実感します。

遺伝子検査、23andmeを受けて、遺伝子検査は遺伝子を検査してもらうことと、そのデータの解釈、の2つがあって、日本では検査してもらったデータを法律の関係でダウンロードできないようになっています。

結果の解釈は各会社で引用する論文が違ったり、解釈の結果についての情報量が多いので、それを自分に落とし込むのにも時間がかかるのですが、結果とにらめっこしてると、腸が炎症しているのでは?FODMAPという小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質の総称にたどり着きました。

消化器系の問題を解決するポータブル呼気検査デバイス「foodmarble」

を購入して、後に玉ねぎ(フルクタン)がテスト結果で良くないことがわかります。(後に、毎回悪い結果が出るわけではなく、いろいろな条件が重なったときに悪い結果が出やすくなります。)

食べるたびに体調不良になれば、この食品はダメだとわかりやすいのですが、たまに体の調子を悪くさせる食品はなかなか発見するのが難しいです。

foodmarbleはフルクタンを大量にとって、呼気を測るので、大量にとってようやくわかるようになります。

5月
右目が見えなくなり、難病になったのは2014年の12月なのですが、それまで全く医療や健康に無知だった自分が勉強を開始して約6年半、これまでにしてきたことを全て書き出して、何が効果があってなかったのか、逆に悪化するものをまとめてみることにしました。

とりあえず、できることは片っ端からやって、失敗も繰り返しようやく自分に合うものが見つかった、そんな感覚です。

間接的に役立ったものもいくつかあります。たとえばOuraは睡眠や運動計測をしてくれることで、普段からもっと歩こうとか早く寝ようとか意識付けに働きかけてくれました。意識付けでスコアが良くなったということはありますが、Ouraそのものが睡眠を良くしてくれたわけではないです。

【やったことまとめ】
1.ゲルソン療法
2.オメガ3オイル、ケトン体
3.フリースタイルリブレで血糖値計測
4.糖質制限
5.断続的断食
6.ビタミンD10000IU
7.高濃度ビタミンC
8.メガビタミン
9.筋トレ
10.毎日瞑想
11.毎日ヨガ
12.毎日40分の散歩
13.仕事時間を1週間に10時間以内
14.1日4時間の仕事
15.Ouraで睡眠計測
16.小麦断食 
17.プルオイル
18.地方移住
19.アーユルヴェーダ合宿
20.歯石除去
21. 毎日30分以内の昼寝横向き
22.上記+座り寝
23.毎日マッサージ2週間
24.オメガ6を避ける
25.週2回テニス
26.海外移住
27.定期的な旅行
28.タンパク質(体重×2.0)
29.30分以上の昼寝
30.ヴィーガン
31.母親との和解
32.2リットルの水飲み
33.16時間断食

効果あり
6,7,3,10,11,12,13,14,15,17,18,19,20,21,22,23,25,26,27,32

効果なし
1,2,4,8,16,24,28,30

悪化する
5,9,29,33

ウェールズにいく前に再発の前兆が起きて、帰ってきたときには再発してしまいました。なぜ5月に再発したのか、毎日の記録を見てみると、何度もお腹を壊していた前兆があったからです。 


6月
5月にまとめたこともあって、6月にようやく、なんチャレへの答えが出ました。
それまでベーチェット病という自己免疫疾患にどう対応するのか、免疫異常ということだったので、焦点が免疫だったのですが、色んなことを試した結果、炎症が免疫異常を起こしてることに気付き、商店が炎症に変わりました。

胃腸の調子が悪いときはウェアラブルデバイスのOuraの睡眠スコアが悪くなる傾向にあったのを知れてたことも大きかったです。

そしてこのときにボトルネック理論をフリーランスの戦友に教えてもらいました。

ボトルネック理論というのは、あるたった1つの弱点があるゆえに、他の全体のパフォーマンスを落としてしまうものです。

その弱点というのは自分だと睡眠で、睡眠がいまいちだと、体の全ての不調につながっていきます。

炎症という切り口、ボトルネック理論が揃ってある答えを出せたのです。

情報収集力でほぼ全ての理想を手に入れました

が、健康だけは昔からダメです。

ついになんチャレに挑戦することに。

情報収集の力で難病も完治させるところを見せていきます。

難病完治もムリでしょと思う人は大勢います。

新卒フリーランスになったときも新卒フリーランスなんて無理でしょとか、

無理でしょなんて言葉は死ぬほど浴びてきましたが、ただ己を信じるのが大事で、

飛行機に気圧の関係で乗れず、耳鼻科の先生に克服は難しいと言われましたが、その右耳の克服を自分でしました。

これも情報収集のおかげで、永遠に海外出れないと思ってたら海外移住もできるように。

なんチャレの鍵は一言で、

体で起きる炎症VSコルチゾールや抗炎症対策の総合力

でどちらが勝つか

に集約されます。

抗炎症対策は、総合的な話になってくるのですが、たとえば
  • 睡眠 1時間半のレム睡眠
  • 食事 3食、高タンパク質、空腹時間を作らない血糖値キープ、FODMAP、毎食120gの野菜、ビタミンとミネラルのサプリ、
  • 運動 週1のテニス、10kmの散歩、週3回のワークアウト
  • 適度なストレス
  • 遺伝子、炎症のスイッチが入ると止まりづらい、閾値が低い、代謝レベル
  • 仕事量 1日4時間まで
  • 仕事の質 スタンドデスク、音声入力、パートナー化
  • 生き方 才能を磨く、使う、苦手をやらない、ボトルネックを仕組み化で克服する、趣味の充実
  • 人間関係 狭く深く
  • 貢献、応援 ボランティア 
  • 呼吸 睡眠時の口テープ
  • 歯科衛生 三ヶ月に一度の歯科検診
などがあります。

さらに好き4(1日4時間だけ、好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きなことを時給1万円の仕事にして、自分も周りも幸せになる)という生き方もダメだとわかったのは衝撃でした。

無茶をしてはいけないからこそ編み出した好き4だったのに、好き4はつい体を休めすぎてしまう、ストレスフリーすぎる生き方で、僕の場合は、体を休めすぎると、逆に体の調子が悪くなる、アーユルヴェーダでいうカパ体質だったのです。

イギリス移住して最初の3年間は、移住前まで3ヶ月に1度は大きく体調を崩していたのですが、体調を大きく壊さないようになり、それはなんでだったかというと、適度なストレスがあったからです。

筋肉を刺激して使わないと退化するように、体も刺激が必要だったのです。

好き4を2017年から続けて、4年も経ってようやく気付きました。

自分の中で常識となってることを疑う、さらにその疑いを検証していくのは本当に大変です。

言ってしまえば、今までの自分を否定してしまうようなものですから、最初は認めたくないですし、

疑いを検証していくのにも足取りが重く、時間がかかります。

毎日、体調記録をしてるのですが、過去の症状も見つつ照らし合わせて、ようやくたどり着くものです。

2021年の上半期、一番の発見でした。

2021年の上半期にしたことと合わせて、2015年から始めて7年間にしてきたことの振り返りも通して、なんチャレの全体像がようやく見えてきました。

特に、

体で起きる炎症VS抗炎症対策

が難病ハックで最も大事なキーになることがわかったときは、これまで全くわからなかった体にことについて、突破口が見えた感覚になり、天にも昇る心地になりました。

時間はまだまだかかりそうですが、諦めずにコツコツ進めていけば、必ず突破口が開けるはずだと信じて少しずつでも前進です。

これだけ色々試した中で、今後にやりたいことも出てきました。

それは

「DNAヘルスコーチになって自身の難病を完治させ、また社会にインパクトを与えるような夢を持ってるが、病気が理由で諦めかけてる人をサポートすること」

です。

なぜDNAヘルスコーチなのか

僕自身が全身性の難病を持ち、現在はイギリスを拠点に世界中から情報を集め、完治させる方法の研究と実践をしてるところです。

ただ、何が良いのかは人によって違い、手探りでやらないといけない部分も多く、ここにかなりの時間がかかってしまい、時間的ロスが大きいです。

海外ではDNAをベースにした健康やフィットネスをサポートする流れがあり、これを病気にも応用させる考えで、7年越しの研究結果により、難病完治の仮説が完成しました。

まずは自身のDNAヘルスコーチとして、自分の病気を完治させる、そして病気が理由で夢を諦めかけてる志が高い人をサポートする側にも回り、その夢をサポートするDNAヘルスコーチになれたらと、

DNAはまだまだわからないことが多く、日々進歩している最新テクノロジーにお金を投資していきます。