一番強烈だったアヤワスカ初体験のことを。
アヤワスカを受ける前に知ってたこととしては、アヤワスカを飲むと嘔吐や下痢などのデトックスがあること、またアヤワスカを通してビジョンが見えること、人によっては二度と経験したくないくらいの地獄を見ることもあるなどです。
嘔吐はほぼ100%するので、バケツが一人1つ、前に用意された状態でアヤワスカセレモニーを受けます。
エクアドルにリトリートしにいくと言ったら、遊びにいくのかと周りにも思われてたのですが、アヤワスカは遊び半分でするものではなく、がっつり覚悟を持ってデトックスするなどの目的がないとできないです。
嘔吐や下痢もいやですが、地獄を見ないかどうか飲む前からかなりビビってました。
青汁王子のYoutubeでも詳細が知れます。
ただビジョンが見えるってどういうことって不思議だったのですが、体験してみて謎が解けました。
まずアヤワスカを飲んでから30分後くらいに脳と心あたりが軽くしびれはじめてきて、意識がだんだん別のなにかに侵食されていきます。
イメージ的にはお酒を飲み過ぎて意識が朦朧としていく感じ。
そこで目を閉じると、1秒につき1つの映像が次から次へと見えるようになります。
普通、目を閉じたら真っ暗のはずですが、アヤワスカ効果で目を閉じた時にそういった映像が次から次へと通り過ぎていきます。
その映像が強烈なのですが、自分の場合、実は一番体験したくなかった地獄を体験することになりました。
怖い映像がどんどん流れてくる上に、全く体温の異常はないのに、40度を超えた熱が出てるくらいのしんどさ、そして嘔吐の連続、さらには意識もどんどん侵食されていき、あ、このまま全部侵食されていったら死ぬというところまでいきました。
そんな状態での体勢はしんどすぎることもあり、土下座した状態が一番楽だったので、土下座しながら吐いたり、苦しんだりしてました。
もちろん死ぬわけにはいかないので、悪夢のビジョンをみながらも、必死に意識を侵食されまいと抵抗します。
ただ、もうほんとにしんどくて、意識も朦朧として、あ、もうムリだこれは死ぬと悟り、生への執着を手放したときに最後、ギリギリ意識があるかないかの状態で悪夢と40度超えのしんどさタイムが終わりました。デトックス完了?
アヤワスカ前に臨死体験による感謝の気持ちを過去に経験したこともあって、忘れかけていたこともあり、それをまたアヤワスカで味わいたかったので、目的は達成したのですが、きつすぎて、次の日からアヤワスカをすることへ、さらに恐怖を感じてました。
底の底まで落ちたことから、今度はその反動で感謝タイムです。アヤワスカは地獄を見せてくれることもあれば、天国タイムもあるツンデレさん。
熱が40度超えレベルのしんどさもなくなってきて、今度は最も身近な妻との関係についての映像が見えるようになります。
アヤワスカはすべての植物薬の母であり、愛情で癒すなど愛に関してのエキスパートとされています。
これがアヤワスカは天国を見せてくれる理由の1つかなと体験して思いました。
アヤワスカを通して見るその映像の数々に感謝がとまらず、大号泣して、まだしんどさは楽になってきてるとはいえ、土下座が楽な状態は変わりないので、大号泣しながら鼻水を垂らしまくりバケツに嘔吐してと端から見たら完全におかしな人になってました。
ただ、この映像が脳に働きかけるからか強烈で鮮明にその愛を感じるようになります。
愛とはなんなのか本当に腹落ちする感覚です。
次の日になったら忘れてるようなものではなく、確信に近いため、これまでの行いを反省して、そんなに愛してくれてたのかと大号泣しちゃうんです。
人は言葉にとらわれすぎてて、その本質や真意を教えてくれるのがアヤワスカです。
臨死体験の地獄から愛が腹落ちする天国の経験はアヤワスカの効果が切れるまで計3時間ありました。
ここまでの説明、その映像と解釈について、頭おかしくなってるのかな?と思うかもしれません笑
ただ、アヤワスカを受けた次の日に何を見たのか共有するのですが、アヤワスカの効果が出た人は、みんな初対面に関わらず大号泣してその映像で見た話を思い出しながらシェアしていました。それだけ強烈な愛を感じれるアヤワスカ。
なので、自分一人だけの経験ではありません。
地獄と天国、両方を一晩にして見た、人生でも指折りの印象深い時間となりました。
アヤワスカのような植物をサイケデリックと呼ぶのですが、初めてでこれほどの経験ができるとは、、、と思わず、最後の方は嬉しさとすごさで笑っちゃいました。
この経験のおかげで、愛とはなにか、パートナーシップについての見え方が全く変わりました。
アヤワスカは幻覚剤とも言われています。確かに目を閉じて見えるものが幻覚で、出てくる映像も全て都合のいいように捉えてるんじゃないのか?と考えもしました。
ただ、これだけ明確に見えて腹落ちして、それが今後のパートナーシップの関係をもっと良くするのに貢献するなら、幻覚かどうかはあんまりこだわるところでもないかと。
飛行機も飛ぶ原理は知らなくても乗りますよね、それと同じです。
ほんとはもっと色々見たんですが、怪しさがどんどん増していくので、また次回。