・恐怖を感じながらもアヤワスカに参加できたきっかけ
アヤワスカの経験をシェアしていると、気になるけど参加するのが怖い、、、

ほとんどの人にそう言われるのですが、いくつもの理由でその恐怖を乗り越えて参加することができました。

実際、アヤワスカと調べると、アヤワスカによって死亡した事件、臨死体験をすることになる、死んだほうがマシだというくらいの地獄を見るなど、怖い印象を持つ人も多い中、万が一のことがあったらどうしようと、僕も一歩踏み出せずにいました。

ただ、そこから一歩踏み出してアヤワスカに参加できた理由の1つに、2019年に参加したスリランカのアーユルヴェーダがあったんです。

アーユルヴェーダは何千年と続く世界の3大伝統医学で、他に中国医学、ユナニー医学があります。

アーユルヴェーダに参加したのは病気を良くするきっかけを得るためで、得られたことはたくさんあって個人ブログにもまとめましたが、ただ最終的にドクターから、

あなたの病気は中学のときに大きな病気をこじらせて、それが今も続いてる、脳神経系に問題があってアーユルヴェーダでは治せないから日本で外科手術をしてもらった方がいい

そのアーユルヴェーダドクターは脈に触れるだけでどんな病気を抱えてるのか、何が問題なのかわかるほどの凄腕だったのですが、そう言われました。逆に治せないとハッキリ言われたことで余計に凄いなとも思ったのですが。

脳神経系の手術とはいっても、脳は繊細で一度狂うと元に戻らない不可逆性な性質も持ってるため、ちょっと間違えると取り返しのつかないことが起こる大きな手術になりそうで、どうしようかなと迷走してたら、そのことをもう忘れてたくらい、ずっと先延ばしにしていました。

そしてアヤワスカのことを知ったときに、科学的にも脳神経系に良い作用があるということがわかり、そういえばアーユルヴェーダで、脳神経系の話をしてたなと思い出したんです。

なので、今回のアヤワスカリトリートは、アーユルヴェーダでは治せなかった続編としてアヤワスカリトリートを受けにいこうと決意。

・何千年と続くアーユルヴェーダとアヤワスカの共通点とは?
アーユルヴェーダとアヤワスカでどちらにも共通してる大事なことは、デトックスをしてから脳にアプローチするということです。

アーユルヴェーダでは、最近はこの制限もなくなりましたが、以前は1週間以上の滞在をしないと、アーユルヴェーダを受けられないルールもあったようです。

その理由は数日をかけて個々の体質にあったマッサージやメディスンでひたすら体の毒出しをして体を整えてから、アーユルヴェーダの奥義とも言われる脳にオイルを垂らして潜在意識にアプローチするシロダーラをするからです。

その結果、アーユルヴェーダリトリート後は、フィジカル面で子供のとき無尽蔵に遊んでいた頃の肉体的な気力を取り戻すことができます。

アヤワスカも同じく、食事制限や断食など体に毒をためないようにして、さらにアヤワスカはそのお茶を飲むことで感情や精神面のデトックスをしてから(自分の場合はそのデトックスが臨死体験するほど破壊力あるものだったのですが)、潜在意識にアプローチします。

アヤワスカリトリート後は、アーユルヴェーダのフィジカル面とは違って、主にメンタル面で子供のときの夢と希望に溢れた無邪気な感情を取り戻すことができました。

どちらも大事なのはデトックス後に潜在意識へアプローチしやすくなることで、大人になるにしたがって染まりきっていく余計な考えや理屈ゴリゴリの思考のままでは潜在意識にアプローチすることができないので、アーユルヴェーダもアヤワスカもそれらの奥義を使う前のデトックスが超大事なのです。

それらをやりきった結果、フィジカル的にメンタル的に子供の頃に戻ったような気持ちになるんですね。

アーユルヴェーダに歴史があるのはもちろんですが、アヤワスカも何千年も前から自生してる植物なので、昔の人はすでにこういった潜在意識にアプローチするにはどうすればいいのかわかり実践してたことにロマンを感じます。

小さいときから体が弱く、人生で一番の悩みでもある病気、

ストレスや体力の低下が起きると再発してしまうために長く働けないことから

1日4時間だけ、好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きなことを仕事にして、自分も周りも幸せになる「好き4」という理想のライフスタイルを実現して、標準治療を含め、代替療法と呼ばれるものも多くの時間とお金をかけてたくさん試しました。

それでもなかなか思ったように病気が良くならず、良くならないのは絶対に理由があることはわかりながらも、試せることはすべてやったと思ってたくらいで、どうすればその先にいけるのかはアヤワスカ前を受けるまではわかりませんでした。

1歳のときからすでに病気がちで弱かったらしいので、病気の問題は人生で常に課題としてありました。

ただ、アヤワスカではその答えを一撃で教えてくれたのです。

治し方だけではなく、

・なぜ病気になるのか
・病気に対する捉え方

も教えてもらいました。

どうやって教えてもらったのかは、簡単に言うと、潜在意識に入れる状態までキレイにデトックスすることで直感がさえわたるようになり、その直感にアクセスできるようになると、なんでもすぐに答えがわかる状態になるので、そこで答えを得られました。

ではその答えはなんだったのか

・なぜ病気になるのか
これまでアーユルヴェーダのような最古のものから、メタトロンのような最先端な治療法まで色んなことを試してきました。それでも思ったような結果が出ない、、、なにが足りないのか、気付けない落とし穴はなんなのか、

実はその落とし穴は人に頼ることが苦手で無理して自分でやってしまうメンタリティーからきていたことに気付きました。

子供のときから体が弱いこともあり、このままだとどこの会社も雇ってくれないだろうな、世の中に取り残されてしまう、なんとかしなければと、自分で解決することを何よりも大事にして生きてきました。

また病気をして辛い経験をしてきたことで、ある程度つらいことがあっても耐えられるようになってしまったことから、我慢することが普通になり、いざこざがあっても自分が我慢して丸くおさまるならそれでいいかと無意識に我慢することがデフォルトになっていました。

この2つ
1.自分で解決しようと無理をする
2.我慢して耐える

がある一定のものを超えたときに病気が起こるとわかりました。ざっくり言うとストレスです。

自分では当たり前にし過ぎてた予想外の思い込みで気付けなかったことで、ストレスフリーな働き方をしてることもあり、自分にはストレスがあるはずがないとむしろ信じていました。

思い込みというのは生きている限り、誰しもが持っていて、それを自分で気付くことは本当に難しいことがわかりました。

そこにようやく気付けたので、ここからは対策して変えていけるはずです。

・病気の治し方
治し方は主に3つです。

1.アーユルヴェーダの原理原則を守ること
2.脳の神経系にアプローチする方法を取ること
3.思考を変えること

1.アーユルヴェーダの原理原則を守ること
アーユルヴェーダは体のことだけでなく、一人ひとりの個性に合った生き方の羅針盤としても使える分野で、アーユルヴェーダリトリートに参加したときの詳細はブログに書いたのでここでは簡単に。

アーユルヴェーダではその人が持ってる資質(自分の場合はヴァーダ、カパタイプ)と、そのときの状況を踏まえた上での体調の管理方法(ヴァーダ、ピッタが乱れやすい)があるのですが、それを守りながら、自然の原理に根ざした生き方をすることです。

自然の原理というのは、たとえば太陽が登るのは朝と決まってるように、体にもそれぞれの機能に適した時間帯があり、消化に適した時間なら、 一日のメインの食事は昼がもっとも消化力が高いので多少重いものや量をたくさん食べても大丈夫で、お酒を飲むにしても昼がベストだそう。

2.脳の神経系にアプローチする方法を取ること
アーユルヴェーダでは手術をおすすめされたものの、手術以外にも脳の神経系にアプローチする方法があります。

今、学んでいるのが分子栄養学という学問で、

順番に、

低血糖
副腎疲労などのホルモン
デトックス

と改善していき、最後に脳にアプローチするというやり方です。

順番を間違えると、大きな副作用が起こることもあるので、ここを順番にこなしていきます。

3.思考を変えること
病気が起こる理由は大きく分けて、肉体面と精神面の2つがあります。

肉体的なこと、食事、運動、睡眠といったことをどれだけ良くしても、精神面が崩れていると病気を治すのは難しいです。

ストレスは精神面に影響しますが、長年の病気の経験の中でも、さっき説明したような思い込みによって気付かない隠れたストレスは特に把握するのが非常に難しいことがわかりました。

人間関係のいざこざなど、明らかなストレスもわかるものですが、性格によるストレスも実は病気に関係しています。

特に日本人なら、自分の意見を言わない、他の人にゆずる、我慢して耐えるというのを当たり前にしてしまってる人が多く、ここに気付いて改善しない限り、病気が良くならない、なんてことも起こります。

この思考パターンに気付いて変えない限り、病気は良くならないことに気付かされました。

・病気への捉え方も変える
さらに病気への捉え方をマイナスに考えることもストレスを増加させます。

病気は悪いことだと捉えがちですが、実は良し悪しはありません。

病気を治そう治そうとすると、交感神経が優位になり、さらに治りにくくなります。

究極、最初は病気が治っちゃうと困る、それくらい病気に対しての捉え方を真逆に変える必要があります。

言うは易く行うは難しで、病気を治したいのに病気を治したいと思ったらいけない、なんて相当な高度なテクニックです。

いつでもできるわけではなく、俯瞰する余裕がある時にできる、これを仙人モードと呼んでます。

この仙人モードは体やメンタルが整っている、特にメンタルが好調なときでないと難しく、再発してるときはメンタルもやられがちなので、そういったときこそ、今回の経験を振り返って仙人モードに入る必要があります。

病気の意味に良し悪しはなくただ観察する、

これをどれだけできるのか、悟りを開くレベルで難しそうですが、病気と本気で向き合うには必ず必要なことです。

治る治らないに固執や執着をせず、治っても治らなくてもどちらでもオッケー、と捉える柔軟性が必要になってきます。

この柔軟性のヒントに欠かせないキーワードがアンラーンです。

アンラーンとはこれまでの思い込みや価値観を一度崩して再構築するもので、価値観はもちろん、スキル学習にも使えます。

具体的に1つできることとしては、病気になってよかったことリストを作ると病気への捉え方をプラスに変換できます。

執着をやめると思いが叶う、なってもならなくてもいいというゆるさが大事、これもアヤワスカで学んだことです。

病気の治し方は主に3つ

・アーユルヴェーダの原理原則を守ること
・脳の神経系にアプローチする方法を取ること
・思考を変えること

で、この3つだけでも十分に機能するはずですが、この中でも病気への捉え方はバックアッププランとしていれておきます。

個性診断で有名なストレングスファインダーでは実行力、人間関係構築、戦略、影響力と4大資質がある中で影響力が最も低く、確信のないことを言い切るのはできないのですが、今度こそコントロールできるようになるのではないかというレベルまで持っていくことができました。

取り組む前から確信があるものは叶います。

もし治らなくても病気が起きる理由もわかり、振り回されることもなくなって自分のコントロール化におけるようになったので、もう治ったといってもいいかもしれません。それくらいのゆるい気持ちだと最終的に症状的にも治っていきそうな気がしてます。

これまで何度か治療法を見つけてはこれで治るかも!と喜んではまた再発することで、そんなに簡単にクリアーできないよと言われてるようで、ただこれってわかった気になっても、また次の壁がすぐに現われるのはどんなことにでも言えることで、この病気はそんな学びの本質を思い出させてくれます。

病気よ、ありがとう。これからもよろしく。