よくある勘違い

多くの人は、こう考えてる:

  • 「自分を深く知れば、やりたいことが見つかる」
  • 「完璧な人生設計をすれば、目標が決まる」
  • 「本を読んだり、人に相談すれば、答えがわかる」

違う。これらは全部、実は逆効果。

なぜなら、「本当にやりたいこと」は、思考の中には存在しないから。

存在するのは、行動の中。失敗の中。体験の中。


僕の場合

大学院卒業間際、内定も取り消しになった。当時、僕は「何がやりたいのか」を必死に考えてた。

  • 「キャリアをどうしよう」
  • 「何の専門を作ろう」
  • 「どうやって稼ごう」

でも、考えても、考えても、答えは出ないんだよ。

だから、僕がやったことは?

思考をやめて、動いた。


ステップ1:「周りの期待」を手放す

大事なのは、まず、周りの期待を手放すこと。

  • 親の期待
  • 社会的な「正解」
  • 友人たちの人生

これらを全部、横に置く。

内定を辞退したのは、そのため。「就職が正解」という周りの期待を、徹底的に手放した。

そうすることで、初めて、「自分が本当に何をしたいのか」という問いに、向き合えるようになった。


ステップ2:「環境を変える」

思考だけでは見つからないから、環境を変える。

僕は東京から福井県鯖江市に移住した。

なぜ?

新しい環境に身を置くことで、新しい視点が手に入るから。新しい人間関係が生まれるから。新しい体験ができるから。

環境が変わると、その環境の中で、新しい「やりたいこと」が浮かび上がる。

これは、ずっと同じ環境にいては、絶対に見えない。


ステップ3:「とにかくやってみる」

福井に移住してから、僕がやったことは?

フリーランス養成合宿を開いた。

完璧な計画なんかなかった。「このやり方が正解」という確信もなかった。

でも、「やってみる」という行動の中で、少しずつ見えてきた。

  • 「人に教えることが好きだな」
  • 「困ってる人をサポートすることが好きだな」
  • 「新しい視点を提供することが好きだな」

これらは、全部、体験の中で見えてきたこと。本を読んでは、絶対に見つからなかった。


ステップ4:「失敗と学習を繰り返す」

フリーランス養成合宿は、最初、うまくいかなかった。

でも、失敗することで、見えてきた。

  • 「人との関わり方」
  • 「コミュニティの作り方」
  • 「本当に人が求めてることは何か」

この失敗の繰り返しが、実は、一番の学習になった。

15年以上、この繰り返しをしてきた。失敗して、笑って、学んで、また挑戦して。

その中で、初めて、「本当にやりたいこと」の輪郭が見えてきた。


ステップ5:「体験を優先する」

20代後半から30代にかけて、僕は決めた。

「完璧な準備を待つのではなく、体験を優先する」

だから、サバティカル休暇でエクアドル、ネパール、インドを巡った。

アマゾンでアヤワスカの儀式も体験した。危ないと言われたけど、やった。

なぜ?

「本当にやりたいことを知りたい」なら、「本当に体験したい」ことをやる方が早いから。

体験が、人生の方向性を決める。


ステップ6:「毎日、自分に問いかける」

  • 「今、何が好きか」
  • 「心が躍ることは何か」
  • 「時間を忘れてやっていることは何か」

この問いを、繰り返す中で、「本当にやりたいこと」の輪郭が、どんどん明確になっていく。


「好き4」の実現

数年の試行錯誤を経て、

「1日4時間だけ、好きな時に、好きな場所で、好きな人と、好きなことを仕事にする」

これが、僕の「本当にやりたかったこと」だ。

でも、最初は、絶対にわからなかった。

なぜなら、思考の中には、このビジョンは存在しなかったから。


存在したのは、「試行錯誤」「失敗」「体験」「学習」という過程だけ。


その過程の中で、自然と、このビジョンが浮かび上がってきた。


『本当にやりたいことが何か』を知りたいときにやること:

1. 周りの期待を手放す

  • 「社会的な正解」ではなく、「自分の直感」を信じる
  • 周りからの「もったいない」を無視する

2. 環境を変える

  • 新しい場所に行く
  • 新しいコミュニティに属する
  • 新しい人間関係を作る

3. 完璧な計画を待たずに、やってみる

  • 完璧な準備なんか、いらない
  • 今、できることをやる
  • 失敗を恐れない

4. 失敗と学習を繰り返す

  • 失敗は「ダメだった」ではなく、「わかった」
  • その学習の積み重ねが、人生の方向性を決める

5. 体験を優先する

  • 本を読むより、行動する
  • 人に聞くより、体験する
  • 思考するより、感じる

6. 毎日、自分に問いかける

  • 「今、何が好きか」
  • 「心が躍ることは」
  • 「本当にやりたいことは」

最も大事なこと

『本当にやりたいことが何か』を知るために、最も大事なのは?

「やらないこと」ではなく「やること」だ。

「何をするか」ではなく「何をしないか」。

「完璧な人生設計」ではなく「毎日の試行錯誤」。

「思考」ではなく「行動」。

この4つのシフトが、初めて、「本当にやりたいこと」を見えるようにしてくれる。


覚えておいてほしい

僕が「好き4」に辿り着いたのは、多くの試行錯誤があったから。

でも、その時間は、決してムダではなかった。

むしろ、その時間があるから、今、「これ以上に楽しいことはない」と、心の底から言える。


だから、今、「やりたいことがわからない」という焦りを感じているなら?


それは、悪いことじゃない。


むしろ、それは、「これから試行錯誤の時間が始まる」という合図。


その試行錯誤の時間を、楽しめば、やりたいことは、自然と見えてくる。


『本当にやりたいことが何か』を知るために必要なのは、思考じゃなくて、時間と体験と失敗。

それらが揃ったとき、初めて、自分の本当の姿が見える。