無形のサービスについて、例えば自分の場合は教育を職業にしてるので、ノウハウの提供とか、友達or知り合いやからタダで教える、教えないという議論が一時期、流行ってましたが、自分もこの道を通りました。

この記事を最初に書いたのは2016年ですが、それまでも友達に無料で教えてきたりしてたけど、やっぱり無料で教えても相手のためにならないです。ケチとかではなく、下手すると、相手との関係まで悪くなります。

え?相談を受けて関係が悪くなるってどういうこと?

と思われたかもしれません。

特にコンサルをしてる人は、職業上、相手のためにと色んなことをアドバイスしたがります、自然と。

無料なので、アドバイスをし過ぎてしまう場合、

そこまで言わなくていいんだけど。。。

となってしまうこともあります。

コンサルは時には厳しい言葉を言わないといけないこともあります。

というよりも他の人が言えるような当たりざわりのないことを言ってるぐらいでは

コンサルレベルもたかが知れていると思います。

表面的に当たりざわりないことを言うだけの人は

長期的に見て信頼もされません。

正直に言ってくれる人こそが、これから価値ある人になっていくのかなと。

キャパが低い相手や本質が見えない人であれば、

表面的なこと、目の前のことしか見えてないので、きついことを言われると

聞く耳を持たなくなってしまいます。

そっちから相談してきたのに

という感じですが。。。

そういう人は色んな言い訳や、辻褄が合わないことを言ってきますが、

それは違うんだよと1から丁寧に説明したりと、対応をしてると、

また時間がかかってしまうので、大変です。

言い訳や反論が始まると、もう何を言っても通用しない状態になっています。



また、お金を払ってもらって相談を受けることで

え、こんなに払うの?

って思われるくらいのお金を払うことによって、

これは元を取らないとと思ってもらうような痛みを感じてもらって、相手も初めて本気になってくれる。

その人にとってあんまり大した額でない場合も、同じようにせっかく相談したのに、途中でやめてしまう例も多々あります。

アドバイスしたなら、本業でコンサルをしてる人としては実際にやって結果を出してほしいからです。

ただちょっと興味持ったから教えてほしいって言われて、教えるのは良くないです。双方にとって時間も労力も無駄にしててWin-Winどころではなく、むしろ逆効果。

お金を払ってるからこその強さがあるし、お金をもらってあげないと成長しない。相手のためにもらってあげる。この考え方が大事です。

ついでにいうと、相談に乗ってもらったり、コンサルを受けて成果が出たにも関わらず、その恩を忘れたり、中には恩を仇で返したり、それを踏み台にしてしまう人もいるので、そういう人を見ると悲しくなりますね。

初めて見たときはその凄さに衝撃を受けたセミナープロデューサーの小山さんのツイートは、ほんとにそのとおりだと思います。


僕も教わったことで結果が出れば、完璧ではありませんが、報告するようにしています。

僕も教える立場なので、時々報告を受けるのですが、時間が経っても報告してくれるのは嬉しいものです。


友達でも有料で売る
これまでタダで教えたりしてきましたが、結局タダで教えても途中でやめられてしまうし、価値を感じてもらうのは難しい。

これはもう本人次第で、やる気あるんですよ、と言われても、人ってその日はやる気あってもすぐに下がるもんなので、別にその人が悪いとかでなくて、その言葉はあてになりません。ダイエットでも英語でも継続することが難しいように。

提供する人だけがやる気あっても成り立ちません。お互いにとってマイナスになるし、それよりも双方がやる気ある状態で教えることの方がよっぽど価値があります。

支払いを高めに設定してたら、やる気ある人だけが集まります。ライザップとか。

本当はその人の収入に合わせた、これはちょっと高いって思うくらい、あるいは、最近買ったもので一番高い金額と同等の額を払ってもらうなどの設定にするのが良いですが、その人の収入レベルに合わせた支払い機能があるサービスはまだこの世にないので、それがいつか生まれることを待つしかないですね。


無料だと有料と違ってやらないといけない期限がないため、いつでもできてしまうというのがあって、日常の忙しさで忘れさられてしまいますしね。



物々交換、サービス交換はあり
たとえば東京に行ったときに、家泊めてくれるとか代わりにHP作ってくれるとか別にお金を介さない交換は問題が起こりづらいです。

お金はただなにかと交換するためのツールに過ぎないので、福井に移住したときに、特に腹落ちしたんですが、田舎へ行けば行くほどお金の交換価値っていうのは曖昧になってきます。

都会にせよ田舎にせよ、せっかくサービスを提供するのであれば、それが最大限お互いに活かされないともったいないです



本気でやろうとするなら、きちっとなにかしらの痛みをともなって取り返さないと、っていう気持ちになって価値を感じてもらう方がお互いのためになる話でした。

だからオリジナルで開発したパーソナル情報収集術「PIC(ピック)」は9万円で売っていて、それくらいの価値はもちろんあると思ってますし、最低でもそれくらいの金額を払ってくれないと、このスキルの重要性やこのスキルを身につけるための本気度が弱くなってしまうから、この価格設定にしています。