人生をかけてやっていきたい生涯プロジェクトとして、「世界マイホームタウン」があります。

このプロジェクトは、3年かけて、その場所ならではの帰る理由(たとえばスモールビジネスなど)や、ご縁を作り、いつでも帰ってこれるマイホームタウンを世界中に作ることです。

これをしようと思ったきっかけは2つあります。

1つは、実家がずっと大阪なのですが、中学生の時から岡山県の学校で寮生活をしていて、週末に一度だけ帰ることができました。

ときどき帰省するときに感じる実家のありがたみや、家族、友達と会うことの喜びは、今でも一生忘れることのない幸せでした。

いつも一緒にいると、ありがたみってなかなか感じないのですが、久しぶりに帰るホームタウンがあることの楽しさや幸せをこのときに覚えました。

もう1つは大学院生のときに思いついたことで、最も刺激的でおもしろいことってなんだろうと考えて、

環境が丸々変わる

という答えが出たんですね。

これは大学院生の途中で、一人暮らしから、学生寮(チェルシーハウス)に移ったときの体験からです。

チェルシーハウスについての参考記事:人生のターニングポイント【チェルシーハウス編】

まだ寮ができたばかりで、そこに住み始めた頃は每日、新しい寮生が入ってきて、夜な夜な語り合い、新しい刺激があったので楽しすぎて幸せでした。

テラスハウスで新メンバーが毎日入ってくるみたいな感じです。

なんでこんなに楽しいんだろうと考えたら、環境がそれまでとかなり変わったからだなと気付いたのです。

環境を丸々変えるには、文化も人もルールも変える。たとえば外国へ旅をしたり、滞在したり、住んだりすることだなと思ったのです。

ホームタウンを作る、環境を丸々変える、この2つを組み合わせたことで、世界マイホームタウンプロジェクトに行き着きました。

世界を点々として、これまでにない刺激を受けることができればおもしろいに違いない、と確信しました。

観光地は、あんまり魅力的ではなくて、その現地にいる人とコミュニケーションを取ったり、その地域にある特徴を活かしたスモールビジネスを作り、継続的にそのビジネスに携わっていけるように現地の人と交流するのが好きです。

2・3年かけて、1つの場所でスモールビジネスを作り、また次に移って、環境を丸々変える。


最近は、どんどん世の中の流れが加速しているので、2年サイクルがベストだとも考えています。福井県鯖江市は2年でスモールビジネスを作りました。

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スモールビジネスを作ることで帰ってくるきっかけを作るわけです。
マイホームタウンの条件は、スモールビジネスを作るだけでなく、数年といったある程度の期間を置いてからまた帰ってくることです。

時間を置いて帰ってきたときの安心感がたまらないんですよね。

中高生のときに実家を出て寮生活をしていたときの経験がきっかけになってるのですが、帰る場所があるのって、なんとも言えない至福の気持ちになるんですよね。

みなさんも一度は経験したことがあると思います。長期旅行とか海外旅行をして帰ってきて、家のお風呂に入るときに「あ〜帰ってきたー、やっぱ家のお風呂最高!」みたいなあの感じです。

ずっと同じ環境にいると、慣れてきてしまってありがたみがなくなってきてしまうのは、人間の本能でどうしても避けられません。

久しぶりだということ、そこにいる時間が限定されていることが大きなキーワードだと思います。

2017年11月時点では
日本に7つ(和歌山・古座、鹿児島、鳥取・大山町、大阪、埼玉・所沢、東京、福井、甑島)
海外で1つ(フィリピン・セブ島)

にご縁があります。

2017年冬からはこれをイギリスに広げて、2020年時点、現在進行形で進めています。

一生かけてやっていきたいプロジェクトなので、また進捗があったら追記します。

追記(2019.2)
スリランカにも、アーユルヴェーダを体験しに行ったのと世界青年の船という内閣府が主催するプロジェクトで出会った現地の友人がいて、マイホームタウンとしてのご縁ができたので、今後も不定期で帰ります。

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