なにか情報収集をするときにその情報がネットにあるかないかすぐに判断できますか。
その情報があるかないかを判断できることは情報収集をする上で大事です。
もしその情報があるかどうかを判断できないと無限に時間を使って探してしまうんですよね。
じゃあどうやってその情報があるかないかを探すかというと、周辺情報から推測をするんです。
ほとんどの人がやってしまうことはその情報をピンポイントで取りにいこうとしてしまうんですよね。そしてなければ諦めてしまう。
でも実際にピンポイントでその情報があるかどうかというと、ないことも結構あります。
以前やったことがある調査で、タイのサッカー人口を調べたことがありますが、ピンポイントでありそうなのになかったんです。
ピンポイントでなかった場合、どうするのかというと、その情報をピンポイントで取るという視野からもう少し大きく広げて、その情報の周辺を調べます。
もし、その情報がピンポイントでなかったとしてもその周辺を調べることでその情報がピンポイントであるかどうかを判断できます。
これは一時期、Googleの入社試験で有名になったフェルミ推定に近いです。
フェルミ推定(フェルミすいてい、Fermi estimate)とは、実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することを指す。参考:WiKipedia「フェルミ推定」
つい最近の例で言うと、イギリスの滞在を伸ばすためにビザについて調べていました。
ビザって本当にややこしいんですよ。日本で普通に暮らしてると全然わかりませんでしたが、海外生活では一番めんどくさくてややこしいものだと実感します。
色んな種類のビザがあって、何もビザについて知らない場合に、ピンポイントでそのビザを調べるというよりかは、まずその他にどんなビザがあるのかというのを調べていくんですね。
そうやって周りの周辺情報、他のビザを調べていると違った切り口から、目的の情報へアクセスできることがよくあるんです。他のビザを調べることによって、
・どんなキーワードを検索キーワードとして入れたらいいのか
・どこにありそうなのか
より予測がしやすくなるからです。
・どんなキーワードを検索キーワードとして入れたらいいのか
・どこにありそうなのか
より予測がしやすくなるからです。
全く知らない情報だとどの切り口で調べているのかが全く見当がつきません。そのヒントを得るために周りの情報を一度ざっくりと探してみるということです。
情報収集するときに、毎回意識してるのはまず全体像を知ることです。全体像を知っているとその一部がたとえ分からなくてもなんとなくで推測することができるんですね。
むしろこの情報があるのであれば、まだ情報が取れてないこの情報も必ずあるはずだと判断することもできます。
飛行機のチケットを取るときも使えます
よく旅にいくので、飛行機のチケットを取る機会が多いのですが、それも同じです。
飛行機のチケットの価格は非常に複雑な仕組みで成り立ってるので、なかなか安いチケットを取るということは難しいんですが、
・どのタイミングで1年の間でセールしてるのか
・普段どれぐらいの金額でそこへ行けるのか。
ピンポイントで情報を収集する前にまず全体像とその市場の雰囲気をつかむ必要があるんですね。安いチケットというのは探し続けるときりがないので、今回のタイミングだとこれがコスパとしてはベストだと判断してチケットを取る場合が多いです。
聞いたら当たり前のことだと思うんですが、ピンポイントですぐ情報を欲しがる人は多いです。
一人ひとりが情報収集術を身につけてほしい
あともう一つ大事なことは、その業界に詳しいかどうかということも大事です。よく聞かれるのですが、「ある特定の業界でこの情報は収集可能かどうか」というものです。
僕にも皆さんと同じように、得意な業界とそうでない業界というのがあります。
あまり詳しくない業界でその情報がありますか、と言われても正直わかりません。もちろん調べる時間が長ければその情報があるかないかは分かるんですが、何の前提知識もない状態で聞かれてもわからないんです。これはさっき言った全体像を知らないので、どういった情報があるのかというところが全然つかめないからです。
よく伝えてるのは
「情報収集術のやり方は教えます。
ですが、そこからは僕よりもお客さんの方が業界について詳しいので、
より早く情報を収集することができるようになります。」
より早く情報を収集することができるようになります。」
ということです。
中には、僕がどんな情報でもすぐに取ってきてくれると勘違いする人がいます。情報収集術トレーナーではありますが、どんな情報でも知ってるかというとそんなことはなくて、知らないことだらけです。知ってる気になることが一番ダメだと思ってます。
中には、僕がどんな情報でもすぐに取ってきてくれると勘違いする人がいます。情報収集術トレーナーではありますが、どんな情報でも知ってるかというとそんなことはなくて、知らないことだらけです。知ってる気になることが一番ダメだと思ってます。
ある程度その業界に詳しくないとその情報があるかどうかは僕にもわかりません。一人ひとり必要な情報は違いますし、得意なことも違います。
だからこそ、一人ひとりが情報収集術を身につけてほしいと思っています。
だからこそ、一人ひとりが情報収集術を身につけてほしいと思っています。
ただ業界にある程度詳しければ、フェルミ推定で、その情報があるかないかをほぼ一発で当てることができます。
・スモールビジネスや副業
・Webサービス
・効率化
あたりは得意とするところなので、だいたい聞かれたらあるかどうかわかります。
・スモールビジネスや副業
・Webサービス
・効率化
あたりは得意とするところなので、だいたい聞かれたらあるかどうかわかります。
まとめ
情報があるのかないのかを判断する情報収集のやり方としては
1.まずピンポイントで情報を探しに行く
2.なければ視野を広げて全体像を見てみる
3.全体像を見て、違う切り口からまたピンポイントで情報を見つけに行く
この3ステップで、その情報があるかないかがわかるようになります。
最初はすぐにできないかもしれませんが、トレーニングを積むとその情報が一発であるかどうかが分かるようになります。
情報収集であるかどうかもわからない情報を探してしまって、時間を無駄にした経験がある人はぜひ試してみてください。