やる気、行動力、習慣っていうドンピシャで興味をそそる安藤美冬さんの本を読んだので、まとめとこの本から何を取り入れていくのか、という視点でレビューしていきます。


やる気はあっても長続きしない人の「行動力」の育て方 自分を変える「7+1の習慣」

まずこの本は世界的大ヒットセラー「7つの習慣」の公認として書かれてて、これまで7つの習慣はちょろっと読んだことあったけどあんまり意味を理解してなかったから、超訳ということでその点でも知れてよかった。

7つの習慣の原本は抽象度の高い話やから読んでも落としこむのが難しいけど、体験を交えながら書いてあるからかなりわかりやすい。失敗談→どうすれば上手くいくかも書いてある。

まさに超訳7つの習慣。

7つの習慣をまだ読んだことがない人はもちろん、7つの習慣を読んだことがあるけど具体的にどうしたらいいの?って人にもオススメ。

なんでかというと、具体的な話はその人が体験したオリジナルで価値が高いから。おそらく具体的な話を思い出すためにかなり頭をひねってるはず。

安藤美冬さんの以前出版した「冒険に出よう」と同じ構成で、1つずつのテクニックが数ページで読み切れて役立つ内容が多かったからサクッと読めるけど、実際に身につけるには何度も読む必要がありそう。

「7つの習慣」は抽象度をあげて説明すると、自立、貢献、鍛錬、ありのまま(如実、にょじつ)から構成される自分への取り組みと周りへの取り組み。嫌われる勇気、アドラー心理学に似てるな、と。

アドラー心理学も超訳すると、ありのままの自分を受け入れて自立して貢献する、といった話やったから。

ここで言う自立とは全ては自分の責任であり、たとえば無数にある選択肢から積極的に決定して行動してその責任は自分が持つ、ということ。

たくさんの自己啓発本を読んできて前々からちょっと感じてたけど、自己啓発本はどれも行き着く先はおんなじようなことを書いてるし、本質をすぐに掴める人は何冊も読む必要はないんやなと改めて確信した。

読み進めてるうちに、今やってることが、目指そうとしてるとこがたまたま7つの習慣に沿っててちょっと感動した。

とは言っても、読んでる中でまだまだできてないことがたくさんあったから、7つの習慣でできてること、できてないことがあるから1番できてないことからピックアップしてつぶしていくのがいいかと。

どの習慣、どれくらいできてるかのパーセント(マイナスであればマイナス何パーセントか)、パーセントを上げるために何をやるか。

順番としてはそれぞれの習慣について

1.7つの習慣のうちの何個目の習慣か、習慣の超訳

2.現状の達成率

3.できてないこと、学んだこと

4.100%に近づけていくためにこれから取り組んでいくこと

で書いていきます。


1.すべては自分からはじまる

95%

デジタルデトックスについて→内閣府主催の「世界船」では船の中での生活を1ヶ月してたから電波がなくてなかば強制のオフライン状態を経験できた。オフラインにすることで考え方のスイッチが切り替わって、新鮮な状態で見つめなおすことができるからこれは今後も継続してやっていきたい。

感情日記を始める。これは他でも言われてたことで、本の中ではネガティブな感情を出し切るって書いてあるけどビジネスにも応用がきくからやり始める。ビジネスは感情をどれだけ動かせれるかという点が大事やから、どの出来事でどういう感情を持ったかを書き留めておくのが大事ということ。

2.ゴール地点を決める

50%

旅について→旅についてどんな良いことがあるのか、というのはずっと考えてきて、というのも旅をして観光地を見る、一人旅をするっていうのが好きではなくて何のために旅に出てるんやろうと思ってた。自分で出した結論としては価値観を広げる、環境が大きく変わる、サバイバル精神が上がる、色んな人と知り合える、なのかなと。海外に出てる人ほど器が広いっていうのは最近良く感じることで世界一周してる人を採用方法として取り入れてるTABIPPOはかなりおもしろいことしてる。

全体を通してこの部分が一番出来てない部分。ゴール地点というか先を考えることを後回しにしてしまいがちで、漠然としたこういうことを将来的にやりたいっていうのはあるけど、本の中で紹介されてるような3年計画、目標に対して、種まき、水やり、収穫と1年ごとに考える習慣はほとんど無かった。

3.マイルールで選択と集中をする

70%

3年後の自分を意識した自分→この習慣は最近特に気をつけてることで、特にどんなことをしてもいいフリーランスにとっては、自分で行動を起こしていかへんとあかんし、時間管理のルール決めがかなり難しい。本にある3年後の自分を意識した自分に向けてのデトックスができてない。自分への投資が紹介されてるけど、本以外の自分へのお金の投資はこれからやっていかないと。3年後に住む場所を考えたらもっと良いところへ引っ越すといった具合に。


心に余裕があるときはマイルールを守れるから体と心のケアをしながらマイルールを決めていく。経費として事業にお金を使うことや体のケアにもっとお金を使っていく。

4.つながりをプラスのかけ算にする

70%

巻き込み力が足りない→ブログのテーマでもある「好きなことで自分も周りも幸せに」から、自分から行動をして相手になにか働きかけることはやってるけど、他の人をやる気にさせてなにかしてもらうというのは苦手な分野。現実的な考えをする傾向にあるからワクワクする未来を語るのは苦手。

巻き込む際に自分の意見だけ通すのは巻き込むのが難しくなってくる。だから中間点を探す努力を一緒にして必要であれば最大限に妥協して、この人よく譲歩してくれるなと感じてもらう。そうやってプロジェクトや仕事が終わったら今度はまた新しくプロジェクトを始めていく。

5.目の前の人の伴走者になる

100%

普段から意識してることとして他の人の悩みを解決することが自分の悩みの解決に繋がるという考え方を持ってるから、ここは大丈夫かなと。

このまま続けていく

6.異なるものこそ力になる

80%

反対意見をくれそうな人へフィードバックをお願いする→これはかなり難しい。反対意見をくれそうな人はなかなかおらんし、怖いっていうのもある。ただそういった人と関係を少しだけでも持っておくことが大事。

3方向(上の人、下の人、同世代の人)の人間関係を作る。それぞれ役割が違うから、特に同世代でおなじようにフリーランスでやってる人がおらんからこれから積極的に場に出て作っていきたい。

7.昨日より今日の自分を刷新する

90%

肉体、精神、知性、社会(交流をはかる)の4点を常に磨き続ける必要がある。

仕事をして忙しくなると肉体面のケアがおろそかになりがち。自分の中で特に注意したいのは食べるものと体調管理。

プラス1(8つ目の習慣).最大限に自分を生きる

95%

これは自分のベストブックでもある嫌われる勇気で何度も出てきた概念やし、今ありのままで生きて自分を磨くことをしてるからこのまま続けていく。

家系図を調べる→この発想はおもしろいなと思って、意識せえへんとこれまで何代もに渡って自分がいるんやっていうふうに思うことなんてないから。家系図を調べることによってそのつながりに感謝して、生きてることに対してもっとありがたみがわかるやろうし、ここで終わらせることなくつなげていきたいと感じてるようになるから。
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まとめ

こうやってチェックしてみるとできてないことがたくさん、これから身につけていかないといけないことが増えて、7つの習慣を身につけるためにも行動していかへんとという気持ちになった。

本当に身につけていくのであれば何をするべきかは常に覚えておかんと。いつも目に見える場所にこれからやっていくことをおいておく必要がある。

そういった意味でも今回レビューを書いて、いつでも見返せるようにまとめてみた。

自分やったらここができてないな、と実感して次に何をしていくかまとめていくとこの本を最大限に活かせると思います。

ぜひお試しあれ。