アーユルヴェーダのことはスリランカで受けれるらしいくらいしか知らず、ほとんど何も知らない状態から情報収集をスタートさせました。

最初はアーユルヴェーダを受けるにあたって最低2週間は時間を取らないといけないと聞いて、

なんで2週間も受けないといけないんだろう

と疑問でした。スリランカで環境が整ったホテルに宿泊すると1泊3万円ほどするところも多いです。それも2週間なので、格安で体験できる旅の選択肢が増えてる中でも、かなり高いほうだと思います。スリランカの物価を考えるとなおさらです。

アーユルヴェーダはこれまで身体に溜まってるものを抜くためにマッサージを含め、色んな施術をしますが、身体の毒は一気に抜くとその反動が来るので、少しずつ身体の毒を抜いて慣れさせる必要があります。ダイエットと一緒ですね。一気にダイエットをすると、身体への負担が大きくなり過ぎてしまいます。せっかく毒を抜いてるのに身体にまた別の負担がかかっていたら意味がないですよね。

また本格的なアーユルヴェーダは一時的な治療だけでなくマッサージはもちろん、食事、生活、全てを見るので、2週間は宿泊しないと効果があまりないそうです。

アーユルヴェーダでは、シロダーラという施術が有名ですが、これが強力なので、身体を慣らしてからじゃないと、1日でできるようなものではないとのことです。

そのため、ホテルでは基本的に2週間宿泊しないとシロダーラはできないとなっていたんですが、ここ最近はアーユルヴェーダの人気が増すにつれ、観光者向けに3日からできるようになったホテルも増えてきています。

さらに、シロダーラは全員にやればいいというものでもなく、最初に診断をしてその後の経過を診てから一人ひとりに必要な施術が選ばれていきます。

日本ではいきなりシロダーラをやるところもあるのですが、やはりどうせやるなら本場で2週間しっかり受けようということで、アーユルヴェーダを2週間受けることにしたのです。

環境としても僕がイギリスに来て、日本にいたときは3ヶ月に1度のペースで1ヶ月の重症な風邪をひいてたのにも関わらず、イギリス移住後は1年経っても一度もまだ重症な風邪をひかなくなったように、スリランカでしか体験できない環境があるんじゃないかなとも予想しています。

2週間の間に身体に起こる変化を詳細にメモして過ごそうと思います。


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