【2020.07】更新情報
出荷準備が完了して、この後、順次、音響チューニング・出荷検査を実施し、先着購入順に発送いたします。

とのことです。引き続き、届いたらレポしますね。


【2019.12】更新情報
2019年5月には届く予定でしたが、開発が遅れているようで、12月には発送日などが決まるそうです。どんなものか楽しみですね。

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自分は小さいころから右耳のほうが片耳難聴で、地味な不便が多々あるんですが、その不便さとその人自身の経験も合わせてマンガ化してるライターさんを見つけました。
片耳社会人キクチに関する記事一覧
 
マンガは共感することが多すぎて、言葉だと説明しづらいことなんですが、とてもわかりやすかったです。エピソード2とか特に。
「悪気はない」

 
ちょうど良い機会なので、片耳難聴のことを少しシェアします。
 
片耳難聴になったことがない人にとっては全然関係ない話だと思われがちなんですが、片耳難聴側からすると知っておいてほしいことが意外とあります。
 
人によって難聴の種類も違うので一概ではないんですが、僕が3つをあげるなら
 
1.いきなり耳元で大声で驚かせるいたずらはNG
2.難聴な耳の方に人が立ったり座らないでほしい
3.普通に片耳難聴なことを伝えればいいのに、って思われるが、そのときの緊張感や気遣いは半端なく伝えるのも大変(エピソード9)

僕もそうなんですが、当事者じゃないとその当事者の気持ちはわかりづらいものです。
 
なので、これはある程度はしょうがないことと思ってるんですが、なったことがない人に片耳難聴をカミングアウトしても、次のときには忘れてたりするのが普通でそんな中、気遣いしてもらえると嬉しいものです。
 
その本人は片耳難聴じゃないのに毎回忘れずに覚えてくれて気遣ってくれる(耳が聞こえる側にわざわざ回り込んでくれたり)人には感動すらします。
 
実はそんなに身近でない話でもないと感じていて、片耳難聴って見た目は全然わからないんですが、僕が出会った中でも中高で1人、大学時代に2人、最近も2人いました。
 
片耳難聴の自分でも、想定してる以上な確率で片耳難聴の人に出会っているので、カミングアウトしてないだけで、片耳が聞こえない人は周りにもいるはずです。
 
片耳難聴の人が周りにいるかもしれないと、当事者ではないけど気遣う余裕がある人はこのマンガをぜひ一度見てほしいなと思います。
 
ちなみに片耳難聴は突発性難聴を代表する突然、難聴になることもあって、原因不明と言われてますが、これまで聞いてきた話を総合すると、突発性難聴はほぼほぼ働きすぎやストレスが原因だと思っています。
 
 
■前方にいる相手の声がはっきりと聴こえる!世界初の聴覚サポートデバイス「αble」
 
最近は難聴をサポートするようなプロダクトもちょこちょこ出てきています。
 
骨伝導で広音域と高音質を実現!カスタマイズ可能な聴覚補助器ETEREO N60

 
こちらのクラファンの募集はもう終了していますが、友人にシェアしてもらいました。
 
他にも
 
前方にいる相手の声がはっきりと聴こえる!世界初の聴覚サポートデバイス「αble」
 
があったり、これはまだ受付をしていたので、イヤホンタイプを買ってみました。
 
資金調達もしたようで、更に楽しみになりました。(追記:2019/07)
聴覚サポートウェアラブルデバイス「αble」のフリークルが三井住友海上キャピタルなどから資金調達を実施

2019年1月4日追記:メガネ型のαbleの開発が継続できなくなったため、メガネ型のご支援は受け付けを終了したとのことです。
 
こういうプロダクトは実際に使ってみないとわからないこともありますが、プロジェクト説明文には書いていない疑問に思ったことを質問を通してやりとりしたので(Q&A)、参考に共有しておきます。(少し編集しています。)
 
やりとりも丁寧、かつ個人的にはめちゃくちゃ期待してるサービスで、楽しみです。
 
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Q
私は片耳の右側だけが全く聞こえません。ですので、右側から話しかけると、コミュニケーションができません。
 
このプロダクトではすでに聞こえない耳を強化するのは難しいことは理解していますが、今聞こえる左側の耳をさらに強化して右側からの音を聞き取ることは可能でしょうか。
 
プロダクトタイトルに前方と書いていたので左右に関してはどの程度カバーできるのか気になりました。
 
また出力の調整についてなのですが、左耳が正常な聞こえ方をする場合、左耳の出力を「Max」にして右側からの話がどれくらいの距離で左耳にはどれくらいに聞こえるのかが気になりました。
 
もちろんケースバイケースだとは思いますが、一般的にで構いませんので、カフェや居酒屋などで話す距離を想定して右側から話しかけられた場合、出力をMaxにせずとも問題なく左側で聞くことはできるのでしょうか。
 
A.
ご質問に回答いたします。可能です。
αbleは左右2つずつ、4つのマイクで周囲の音を拾いあげるため、右側からのコミュニケーションに対しても左側のスピーカーからの出力により左耳で聞き取ることができます。
 
調整アプリにより左右の出力を調整することによって、よりお好みの聴き取り状況を再現することができるようになります。
 
右側の話し声は、右側に視線を向けることで、はっきりと聴くことができます。マイクが前方の声を強調し、それ以外の音を軽減するように設計されているため、視線が大事になります。
 
アイコンタクトしている相手の声がはっきりと聴こえるソリューションだとお考えください。推奨距離は50~150cmです。
 
Maxの状態で聴きとり難いかどうかについては、お使いになられる方の聴力レベルによって異なります。
 
メガネ型は80dB、イヤホン型は100dBまで出力できる仕様になっておりますので、その範囲内の音が聴こえる場合は、問題ないかと思われます。個人差があることはご留意願います。
 
また、聴きとり易さは、利用環境によっても異なります。
周囲の騒音環境によって、どの程度、大きくするかは異なるため、一概に言及できません。
 
ただし、αbleは専用のアプリを通して、利用環境ごとに、聴こえ方のプリセット設定ができるようになっています。居酒屋やオフィス、自宅など、利用環境ごとに設定を保存していただくだけで、最適な出力を選択することができますので、その点はご安心ください。(調整アプリ利用権は永続的に無料でお使いいただける予定です。)
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持病と取り組みについて詳しい記事はこちらに書いています。